2018/08/26(日) 19:00〜21:54 ニチファミ!・逮捕の瞬間!警察24時 平成の名物刑事 伝説の事件簿一挙大公開…[字]


たった一つ>
<地下の駐車場を
利用するしかない>
<やつらは 徒歩で出掛け
車で 戻ってきたのだ>
<ヒメノ係長は 彼らの車を
調べることにした>
<入ってきた車は 2台あった>
<そのうちの 1台和歌山ナンバーの車に→
犯行に いつも使われる軍手が
無造作に 置かれていた>
<だが これだけでは→
彼らが 犯人だという決定的証拠には ならない>
<取りあえず ナンバーを確認>

<所有者を 割り出す。さらに…>
<アカマツ係長たちは→
昼間 彼らが 下見をしていた事務所を調べ→
先回りして
張り込むことにした>
<彼らを


現行犯逮捕するためである>
<4カ所 同時に
張り込みが 開始された>
<そのうちの どこかで
彼らが 犯行に及べば→
逮捕することが できる>
<ところが…>
<宿泊代金を 前払いしていたにもかかわらず→
中国人グループは 突然 ホテルを引き払ってしまったという>
<だが 今度は 証拠を固め→
逮捕状を取っての通常逮捕を 目指す>
<まず ホテルの駐車場にあった→
和歌山ナンバーの車の所有者を 割り出し→
任意同行を求め 事情を聴く>
<男は 競艇場で中国人に 声を掛けられ→
10万円で 運転手役を
引き受けたという>
<容疑者たちの 写真を前に
男は 素直に 話を始めた>
<この男の供述から→
ついに 主犯格の 中国人の居場所が割れた>
<主犯格の 中国人は 東京の
とある下町に 住んでいるという>
<このマンションだ>
<ヒメノ係長たちが今回 東京に来たのは→
男を 逮捕するためではない>
<男の行動を徹底的に マークし→
共犯の 3人の身元を
割り出すためだ>
<中国人犯罪者の ほとんどは

逮捕されても 容疑を否認する>
<逮捕する前に 完璧な裏付けを
取る必要が あるのだ>
<24時間 男を 監視するため
3台のカメラが 設置された>
<1台は 付近を
見渡せる位置に>
<そして もう1台は 出入りする
人の顔が 見えるように>
<さらに 1台は マンションの入り口が見えるところに 設置された>
<いよいよ 張り込み 開始>
<神戸で 張り込み中に
撮影された→
共犯者たちの 顔写真も
準備された>
<神戸で見た あの主犯格の男が
帰ってきた>
(捜査員)どっか この近くやな。
<男の家に 入る人間は全て チェック>
<友人と ほろ酔い気分で
出掛ける 主犯格の男>
<捜査員が 彼の行動を
監視していることに→
まったく 気付いていない>
<張り込みは 24時間いっときも 休まず 続けられた>
<ほんの一瞬の 気の緩みも
許されないのである>
<そして ついに…>
<張り込み 10日目。神戸で見た 共犯者が 現れた>
<ヒメノ係長は 早速 共犯の男を

尾行すべく 態勢を取った>
<いったい 男は
どこの 何者なのか?>
<共犯の男が 出てきた>
<尾行されているとも 知らず悠々と歩く 共犯の男>
<神戸にいるときとは 違って
まったく 警戒はしていない>
<男は そのまま 都内の
とあるアパートに 入っていった>
<共犯者の 一人の
身元が割れた。 さらに…>
<主犯格の男と 一緒に
暮らしている 女性の存在も→
明らかになった>
<犯罪と 直接 関係なくても→
主犯格の男と 同居している以上
行動を監視する>
<これが 捜査の鉄則である>
(捜査員)ちょっと待ってな。ダウンコート?
<張り込み 開始から