2018/08/26(日) 20:00〜20:45 西郷どん(32)「薩長同盟」[解][字][デ]
坂本龍馬を訪ねました>
(龍馬)
これ 読ませてもろうたきに。
手段を選ばん 卑劣な策だと
思っちょっとでしょうな。
いや 笑うたぜよ。→
諦めの悪い男じゃ思うてのう。
そん節は→
お二人とも ほんのこてすまん事を致しもした。
桂さんに会わせろ言うたち
もう無理ぜよ。
いえ 商いの話でごわす。
ほ~う。 どんな?
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩の名で
銃や大砲 軍艦を買いそろえ→
長州に引き渡す事
国父様より お許しを賜りもした。
お! 国父様を説き伏せてきたかえ
さすが西郷さんじゃ。
そこで [外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩からも長州に
お頼みしたいこっがあいもす。
(中岡)ほう。
米でごわす。米?
そん取り引きを 坂本さぁに
取り持ってほしかとです。
そいなら儲けも
きっちりあるのではごわはんか?
西郷さん おまん…。
(龍馬)シェイクハンドいうがぜよ。
西洋では 話がまとまった時に
シェイクハンドするがじゃき。
(笑い声)
今度こそは→
桂殿とも こんシェイクハンドを。
<それから間もなく→
龍馬と中岡は
長州の桂のもとに急いだのです>
(龍馬)もうちっくと右じゃ。
(2人)はっ。
よっしゃ! ほんなら 始めろうか。
まずは これまで おまんらあも幕府軍も使うてきちゅう→
ゲベール銃じゃ。
(銃声)
ほんで こっちが
最新のミニエー銃じゃき。
♪♪~
(銃声)
(一同)お~っ!
(龍馬)どうぜ どうぜ どうぜ!
比べもんにならんろう。
これがミニエー銃の威力じゃき。
銃の威力は
この弾に秘密があるがよ。
さあ 御一同! 前へ前へ!
さあ 見ぃや 見ぃや!弾の形が違うとる!
そうぜよ。 こっちは どうぜよ。
重さも大体 同じぐらいじゃ!
悪い話じゃないと思うけんど。
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩が武器を融通し長州が米を融通する。
まっことフェアな商いじゃき。
フェア?
これが最後の最後ぜよ。
つまらん意地を張ったら→
まっこと長州は
幕府に滅ぼされるぜよ。
桂さんの気持ちは
痛いほど分かります。 けんど→
これまでの事は みんなあ忘れて
もういっぺんだけ 西郷さんに…。
忘れられるはずがなかろうが!
あの時の屈辱はもはや 死んでも忘れん。
私だけじゃない。
長州の者は皆既に死を覚悟しちょるんじゃ。
もう余計な事はすんな。
このままいきゃどうせ我らの次は [外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩の番じゃ。
その時になって
我らの地獄のような苦しみを→
思い知るがええ。 行くぞ 伊藤。
あ…。
桂さん!
もう君とも会う事はないじゃろう。(中岡)坂本!
えい加減にしいや!
おまんのせいで→
日本が滅んでしまうぜよ。
(桂)坂本君。→
君は ただ商いができりゃええ
そう思うとるんじゃろう。
そねな男に 侍の意地が分かるか!
(伊藤)失礼します。 失礼します。
待ちや。
はい。
(龍馬)長崎で
グラバーゆう商人から預かった。
エゲレスに留学しちゅう
長州人からの文じゃき。
(龍馬)おまんも
エゲレスにおったがじゃろうが。
(伊藤)はい…。
狭い日本の中で→
ちまちま いがみ合うたち