ありがとうございます。
これもらってください。
◆ええんですか、俺みたいなやつに！
◆仲間に囲まれた人生から、
９年間工具だけを扱う
孤独な生活に。
そんな状況を救ってくれたアメリカン雑貨。
そう、

まさに宮下さんにとって
心の工具となったのです。
◆奥さん見せて。
どんな奥さん？
かわいいの？
めっちゃ！
何や、
めっちゃかわいいやん！
何やこれ？
こらあかんわ。
プロポーズの言葉とか覚えてんの？
◆１人は嫌やぞという…。


◆ファンタスティック！
◆うわあ、
出た！
これまたはやってんのちゃうの？
こんなん今、はやりやで。これは何や？
キャンドル。
ようわからんな。
これ、食いもんちゃうやろな。
これは食い物やろう。
これ、食べてみいひん？
イチゴないの？
赤いやつ。
これ、ストロベリー。
いっぱいちゃうの？
うーわ、すごい！
入られへんわ。
座られへんわ。
こんにちは。
いっぱいやね。
◆大丈夫です。
奥の席…。◆かめへん？
◆大丈夫です。
なら、ちょっとカメラもいいです
よね。
◆どうぞ。
◆関西テレビの朝の「よ～いドン
！」。
こんにちは。
「よ～いドン！」…。
すんませんな。

お休みの日やのに、
みんながあっとたまってんねんな。
すごい。こんにちは。
息子さん？
◆息子さん、ここに来て遊んでんねんや。
ご主人は日本の方？
◆中国人です。
◆こんにちは。
◆奥さんは日本人の方で。
◆そうです。
◆ご主人が中国の方。
俺もかき氷欲しいんやけど。
イチゴ、イチゴ、イチゴ。
これ、どないすんの？
どうするの？
ああ釣るんか。
釣るわ。
ほら。
あっ。
何がおもろいねん、こんなもん。
◆６年前にオープンしたこちら、
カイゲンカフェは、
名物のかき氷を求め、連日行列ができる人気店です。
◆お待たせしました。
◆すごいな。
これはうまそうだな。
◆これはうまそうだわ。
あっ、
イチゴや。
幸せ！

ああ、生き返る。
これは人気が出るわ。
ご主人は
奥さんを初めて見たとき、
あっ、きれいな人やなと思ったん？
◆はい、そうです。
電子辞書を持って
奥さんとしゃべってた。
◆奥さんが日本語を教えてくれたみたいな感じ？
◆そうです。
◆最初のきっかけは、
日本語を教えてほしいというので。
◆一番最初に覚えた言葉は「好き」じゃなかったの？
◆…はい。
そうです。
◆カメラ目線はええねん！
カメラ目線は一々ええねん。
◆もともとは奥さんの友人が営む
飲食店で働いていたご主人。日本語を教えてもらうという
名目で交際が始まり、６年前に結