2018/08/28(火) 15:50〜17:53 ten.【ytv開局60年ウィーク!きょうも特別企画満載!】[字]
した。
>>関西国際空港会社ではきょう
午後4時半に、
台風警戒対策本部を設置。
どういう部分に被害が出やすいかなど、予想が難しくて、対策をま
とめようにも、
半ば手探り状態です。>>どうも、ちょっと、風が強く
て大変なようなので。
>>もう立っていられないので。>>予報の伝え方一つを取っても。
>>日本気象協会の河野さんです。
>>台風、依然、
予想された進路のほぼ中央…。
>>台風の進路などの予想は、
平成6年・1994年に気象予報
士制度が導入されるまでは、気象
台から伝えてもらう形でした。
改めて見てみると、
平成の初期の天気予報って、
降水確率も午前午後で分かれていないし、
週間天気予報もなんだかとっても
大ざっぱですね。
そんな変化の中に身を置き、読売
テレビで長年にわたり、
お天気キャスターを務めたのが、
小谷純久さんです。
>>小谷さんのズバッ!と予報。
>>まかしときー!
ずばっとあしたは曇り。
>>現在、
小谷さんは京都で小料理屋を営ん
でいます。
でも。
>>離れることはできへん、天気からは。
>>仕入れにも関係するから、今
でも毎日、
天気図とにらめっこするし、
時にはお天気に関する講演会も開いているんですって。
それにしても、
昔の天気予報って、
結構外れませんでした?
>>お小言はかなり頂きました。
あんたが雨ふらへんって言うたか
ら、布団干したと、
雨降ったやないかと、この布団、
羽毛布団やから、
30万円もしたから、
返せと。今は外れっていうのは少なくなっ
ていると思います。
>>それでも気象の変化が激しくなる中、
予報を受け取る側の要求は、
さらに厳しくなっているのではと、
後輩を気遣います。
>>イエスかノーかで求められることは多いですね。
今、蓬莱君なんかが、
かなり苦労してるんやないかと思います。
>>予報の受け取り手に、
いかに情報を届けるか。
実はこれは気象予報士だけが抱え
るジレンマではありませんでした。
>>那智勝浦町の上空です。
今回の台風で決壊しました堤防が辺り一面を飲み込んだものと思わ
れます。
>>のちの特別警報導入のきっかけともなった、
平成23年・2011年の紀伊半
島大水害。
和歌山県や奈良県などで、
死者・行方不明者合わせて80人以上を出した。
和歌山県那智勝浦町では、
町長の妻と娘が濁流に飲まれたが、
そのまま陣頭指揮を執り続けた。
>>落ち着いてから電話かけたけど通じんし。
ちょうどね、
あそこが 谷の滑り出し。
あの上から土石流を巻き込んで崩
れてきて、土石流発生するってい
う意識がなかったので、
通常の雨が降って、
すっと引いていくであろうという
ような感覚はあったね。
>>当時、
町長だった寺本眞一さんは、この地域に避難勧告を出していなかっ
た。
自宅は山からの土石流に飲まれ、妻と娘は死亡。
自宅があった場所は河川敷となっ
たが、
7年たつ今も、
河川の改修工事が続く。
寺本さんはこの災害以降、豪雨被
害が予想されるたびに、
避難勧告を出すよう徹底を図った。
しかし、
2年もたつと避難所に行く住民は、
勧告対象者の7%にまで落ち込んでしまった。
>>こんだけの被害者が出るだろ
うということを数字で出したとし
ても、
その何十分の1人になるとは、みんな感じんのね。
>>僕ら伝える側も、
あのときは、
厳重に警戒してくださいですとか、