2018/08/28(火) 15:50〜17:53 ten.【ytv開局60年ウィーク!きょうも特別企画満載!】[字]
記録的な大雨になるおそれがありますというふうには伝えてはいる
んですけど、じゃあそれをちゃん
とイメージしてしゃべってるか、
気持ち込めてるかっていうところ
が、
2011年のあの紀伊半島での、
僕はちょっと転換点というか、反省。
>>蓬莱キャスターもこの災害を
教訓に、数値を伝えるだけでなく、
より具体的に、
より強く警戒を呼びかけることを肝に銘じてきた。
>>もし兵庫県の方が見ていただ
いてたら、特に役所の方なんです
けど、はっきり言って対応遅いで
すね。
気象予報士が持っている危機感が
どれぐらい伝わるかなんですが、
これ、ずっと赤いのがかかるんで
すね。
>>何時間もかかりますよね。
>>2009年に佐用町で大規模
な川の氾濫、そして浸水被害があ
りました。
映像をご覧いただきましょう。
真夜中に兵庫県で大雨が降りまして、このようなことが2009年
にありました。
こういうことにこれからなるもの
だとイメージして、今から対策取
ってください。
>>この先も恐らく続く厳しい気
象環境。
>>避難する人間が、いかに水害
についての認識を持つかという、
自己判断ということをみがかなん
だら、自分の命は守りきれん。
>>気象災害が激甚化する一方、
予報精度も向上してきた平成。
次の時代は情報を受け止める側の、
さらなる意識の向上も求められているのかもしれない。
>>高岡さん、
伝え手側としてもこの30年は、
意識を問われた30年だったと思
います。
>>私は、
わが国は災害と闘おうと思ってきたんだろうと思います。
災害を封じ込めようと思ってきた
と思うんです。
高い堤防を造って、ダムを造って、
さあこれで大丈夫ですっていうふ
うに、皆さんに説明をしてきたけ
れども、もう平成が終わるときに
なって、
自然をかわしながら生きていかなきゃいけないというふうに、
みんな考えていかなきゃだめです
ね。
>>そうですね。
その考えを変えるという意味では、発信側もそうですし、
受けて側も変えていかないといけ
ないのかもしれませんね。
>>そうですね。
特に極端な天気に関しては頻度が増えていると。これが人間の影響
なのか、
自然の変動なのかっていうのは、まだ議論があるところではあるん
ですが、ただ、今現状言えること
は、極端な天気は確実に増えてい
ると。
>>これね、
きょうは平成・ニッポンというこ
とで、やっているんですが、
これは日本だけに限らず、
この温暖化っていうのは世界中、
地球規模で起こっていると、いろ
んな所でなっていると。
じゃあわれわれは一体、地球人と
して、そこに住む人間として、
どういうふうにしなきゃいけない
とか、本当に真剣に、
いろんなことを、
いろんな角度から考えなきゃいけないなとは思いますよね。
>>自身の問題っていわれたとき
にもう錯覚というか、正常性のバ
イアス、自分は大丈夫だろう、こ
こ、今まで生きてきて大丈夫だっ
たから、まさか、皆さんおっしゃ
るんです。
正しく怖がるっていうことが、や
っぱり日本人にとってはたぶん境
でも、人間に今ある、自然から突
きつけられた大きなテーマだと思
いますよ。
>>異常気象ということばはずっと言ってますけど、それは異常じ
ゃなくなってきたっていうことで
すよね。
>>異常気象の定義がありまして、
30年に1回起こるか起こらないかのような現象のことなんですよ。
もうそれは毎年起こっているとい
うのは、やはり異常ですよね。
>>そうですね。
>>ただですね、先週、
台風20号が近畿を直撃したんで