2018/08/28(火) 18:15〜19:00 ten.【おでかけ!食レポの達人彦摩呂が関西グルメ究極ランキング発表!】[字]
>>えー?クジラ?
>>クジラやねん。
>>彦摩呂さんのお勧めは、なん
とクジラのお肉。
クジラは大きければ大きいほど、
おいしいといわれ、
こちらは体長およそ25メートルもあるナガスクジラの尾の身とい
う希少部位。
低カロリー高たんぱくで、美容と
健康にも最適。
まずはお造りで。
>>すごいきれいな、
涼やかな。
>>うわー!
ストップ・ザ・温暖化。>>出た。
>>口の中でとろける。
肉自体のうまみというか、
甘み、
これがかむとじわーっと出てきますよね。
>>うん!
えー?とろける。
>>とろける?
>>なんでこんなに、
とろけるような柔らかい感じなん
ですか?
>>尾っぽで一番よく動かすとこ
ろなんで、
すじが入るんですよ。
こういうもんでね、
1本ずつ抜いていくんです。
>>すじを抜く?
>>25メートルもあるクジラの
体をつなぐ硬くて長いすじを一本
一本丁寧に抜くことで、とろける
食感を生み出しているんです。
このクジラ専用のすじ抜きという
道具、
なんと世界に2本だけ。
もう1本はイギリスの大英博物館に所蔵されている超貴重なもの。
そして実はこちらのお店、
クジラのハリハリ鍋発祥のお店でもあるんです。
クジラも水菜も10秒ほど火を通
すのが最適で、この組み合わせを
最初に発見したお店なんです。
>>ここで驚きのお知らせでございますが、
実は彦摩呂さんも食べたことがな
いですね、
つい最近生まれた新メニューがご
ざいまして。
そうなんです。
お願いします。
>>うわっ!
>>何?
>>これは大将、なんでしょうか
?
>>ローストホエール。
>>ローストホエール!>>こちら、
ローストビーフならぬローストホ
エール。
表面だけさっと火を通し、
あとは65度の低温で長時間かけて調理した5代目考案の一品。
卵黄につけていただきます。
>>ホエール!
>>ホエール言うた。
>>うんまい!なんだ、これ!
焼いたところはちょっと魚のうま
みみたいなのがすごい強いね。
真ん中の所はお刺身のような甘み
が入ってきて。
>>ありがとうございます。
>>それでこの卵黄をつけることによって、まろやかな、いい、こ
れ、めちゃくちゃおいしいやん。
>>ありがとうございます。
>>133年でまだ新しいの出て
きますから。
>>すごいですね。
>>これはすごいです。
>>いや、
これはまた100年先まで残るメニューになるんちゃいます?
>>ほかにもこのお店のために、
明治天皇が命名された、
狩場焼きというクジラの照り焼き
や、
クジラのカツ、
雑炊など、大満足のコース料理もあります。
>>さていよいよ彦摩呂さんお勧
めの関西絶品グルメ第1位を発表。
でもその前に、番外編をご紹介。
>>さあ、
ちょっとえらい遠い所まで来まし
た。
>>そうなんです。
>>奈良県の橿原市に来ましたけど。
>>僕、ある趣味があって、その
趣味をやるために、
ちょいちょいこちらへ寄らしても
らってるんですよ。
それで来たときに寄るのがここな
んですよ。
>>近鉄橿原神宮前駅から徒歩5