「GAIA」…それは 息づく大きな生命体。
混沌の時代にも 希望を見いだし→
再生を果たして 未来へ向かう。
そこに きっと
夜明けが やってくる。
Jリーグ セレッソ大阪のセレモニーです。
チームのエンブレムとともに描かれていた文字は[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
シャープ。
他にも 場内の至る所に…。
シャープは 今年 Jリーグのチームと[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
創業以来 初のスポンサー契約を結びました。
昨年度は 702億円の黒字に。
急速に業績を回復していたのです。
更に 利益の拡大に向け[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
新たな手を次々と打ち出しています。
この日は 新商品の発表会。
大手家電メーカーとしては[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
初めて ペット事業への進出を
発表したのです。
第一弾として発売されたのは[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
一見 ごく普通の 猫のトイレ。
実は これ 猫の健康状態を
24時間 モニタリングできるという[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
ペット専用家電です。
トイレは そのまま複数のセンサーと[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
通信機能を内蔵した機械に
つながっています。
猫が 用を足すたびに
体重や尿の量などを計測。
その結果を 飼い主のスマートフォンに
知らせてくれます。
更に
貯まったデータを人工知能が解析。
病気の予兆と
考えられる変化を察知すると[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
飼い主に
異変を知らせてくれます。
価格は 2万4,800円。
年間3万台の販売を目指すといいます。
ペットケアモニターは 鳥取大学との
産学連携で開発されました。
専門家たちは ペットの先にある
巨大市場も見据えています。
健康データの解析技術が進めば
人間への応用も可能に…。
大きな可能性を秘めています。
7月下旬。
大阪・八尾市にあるシャープ。
この日 社員に来年度の目標が示されました。
売り上げ目標は
昨年度の 1.3倍の3兆2,500億円。
人工知能と インターネットを駆使した
商品の強化を掲げました。
番組では 3年前
およそ 2,000億円の赤字を抱え[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
経営再建に苦しんでいたシャープを
取材。
人員削減の裏で奮闘する
現場の社員たちに密着しました。
しかし その1年後
自力での経営再建を断念。
台湾の 鴻海精密工業の傘下に
入ったのです。
鴻海精密工業は アップルなど
各国の大手企業から[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
電子部品の製造を受注する
世界有数の企業です。
その鴻海が シャープ再建のため
社長として送り込んできたのが[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
グループナンバー2の 戴正呉氏でした。
鴻海の傘下で経営再建に動き出したシャープ。
番組は 2年間にわたり
取材を続けてきました。
実際[外:8E5B873AC8E1BF84246B281B3548C2FF]
カメラの前で 宣言したとおり[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
就任後
すぐに黒字化を実現した 戴社長。
これは シャープの社内文書です。
戴社長が この2年間社員に送り続けてきたメッセージ。
「ビジネスプロセスを 抜本的に見直す」。
「コスト意識を 大幅に高める」。
更には
「信賞必罰の人事を徹底する」。
十分な成果を 出せない場合には[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
マネージャーは 降格も辞さないと しました。
社員に 厳しい方針を徹底する
戴社長。
その一方で 側近の1人…。
長谷川専務は意外ないちめんを明かします。
シャープの社員寮ですよ。
これは 戴社長が暮らす部屋と同じ広さの社員寮。
社員に 厳しい姿勢を求める一方で
自らも実践していたのです。
外国人経営者の元で
生まれ変わったシャープ。
これから どこへ向かうのか?
家電の枠を飛び越えて異業種に挑む。
これまでにない
サービスの開発が始まった。
目指すは