小さくしようと思っていけば→
内臓脂肪を減らす事ができて
体にもいいですよ と。
ここまでは 今まで私たちが
お伝えしてきた事です。
肝臓。
しかし 肝臓に脂肪がつくいわゆる脂肪肝という状態。
そこに 実は今回
大きな発見がありました。
あっ そうなんだ。
それを見つけたのは金沢大学医学部の→
篁 俊成先生たちのグループです。
先生たちが発見したのはこちらの物質。
(大島)何~?
(木下)冷やされてる。
「ヘパトカイン」といいます。
(大島)何~?(木下)初めて聞いた。
このヘパトカインが→
実は メタボと非常に大きな関係があるのではないか という事が→
最近 分かってきたんです。
(大島)えぇ~。うわ~ 怖い。
そうなんです。 実は 最新の研究で
注目されているのが この…
脂肪だらけになった状態の
肝臓から出るホルモンの一種です。
肝臓から出たヘパトカインは
全身の筋肉に働きかけて→
エネルギーである糖や脂肪を
取り込みづらくしてしまうんです。
そのため 例えばマウスに
ヘパトカインを投与すると→
必死に運動しても すぐに
バテてしまうようになります。
更に 運動で筋肉を動かしても
糖や脂肪が使われづらいので→
簡単に太ってしまいます。
ヘパトカインは いわばメタボ体質への引き金を引く→
超悪玉ホルモンだっていうんです。
こわ~っ!
毎年 4,000人の精密検査を
行っている→
横浜市立大学の中島 淳先生も
メタボと肝臓の関係に大注目。
ひぇ~っ!
脂肪肝って自覚症状がないけど→
結構 恐ろしいんですね…。
う~ん…。もちろん…
ただ 今回…
へえ~。いや~ 分かりました。
そうなんです。
僅か1.6kgとか 2点何kgでこの脂肪は減るんだ。
そして
ヘパトカインが出なくなって→
メタボの人だからこそ
ここが減るので→
高血糖とか3種類の悪いのが減る。
そうです。
そうです。
(島崎)へえ~知らなかった~。
脂肪肝は エコーなどの
特殊な検査が必要で→
なかなか
そういう調べる機会がなくて…
精密検査しかないから
「85cm」って言うしかなかった。
肝臓なんだ。
(大島)へえ~。
さあ問題は 一体…
ばらつきありましたね 6人の方。もちろん個人差ありますから。
できれば基準を作りたいじゃ
ないかと思っていたら→
さすがでございます ちゃんと
ガイドラインが出来ております。
今日の一番のキーポイントです。
どうぞ。
肥満を治すためのガイドライン。
これ2016年に新しく改訂されました。
そこに初めて出てきた この数字。
メタボを解消するためには→
現体重の少なくとも3%
痩せればいいですよ。
え~っと 木下くんと俺とは
計算機で計算しようかな。
(島崎)110…!
3.3ぐらいで。
(島崎)そんなんでいいの?
落とすと働き始める。
そうです。
「そんなもんで いいんですか?」ってガイドラインが出たんですよ。
これを皆さんに
知ってもらいたくて。
もうメタボからの脱却は
そんなに難しい事ではなかろうと。
遠くないですね。
(大島)簡単。
目標が近いとか それから楽だとか
という事が とてもうれしい事。
(島崎)そうですね そんな
苦労しなくて いいっていうか。
それでは どうして この3%と