特別に、
読売テレビの美術さんに頼みまし
て、
当時のテレビとか、ああいう家具
も、ちょっとこう、
置かせていただきまして、
雰囲気こんなんだったんじゃないかということで、
なんかちょうど西日が差し込んで、
なんか切ない感じになりますけれ
どもね。
やっぱり当時の雰囲気を感じさせてくれます。
こちら、玄関入ってきますと、や
っぱりね、
今とちょっと造りちゃうんですよ
ね。
まずこうやって玄関入ってきて、
はい、こっち見てください。
すぐ洗面台あるんですよね。
こうやって手、
すぐ洗えると。
で、こちら、
洗面台の向かいには、トイレがあ
るんです。
今でこそ当たり前の洋式ですけれ
ども。
これ、60年前やったら、これ、
最先端なんですよね。
それで、
この隣は、
お風呂場になるわけです。
>>タイルが冷たそうでね。
>>懐かしいですか?
これもね、
タイル張りのこのお風呂っていう
のも、
60年前やったらめちゃくちゃ最
先端ということで、
当時の流行語でいうと、
これがいかすお風呂だったわけなんですよ。
ちょっとこの、
お部屋も見ていただきますと、こんな感じでございまして。
やっぱりこう、見てください、
昔はやっぱり、
このはりもなんか低かったんでし
ょうね、今やったら、
僕なんてごつんと当たりますけど
ね。
この間取りも当時としては最先端。
ここがリビングです。
リビング、
ダイニング、キッチン。
このLDKの間取りも、この60
年前の最先端、
西長堀アパート、進んでたという
ことでございます。
でも、
やっぱりこのリビングのこの和室なんかに座りますと、どうでしょ
う?なんかこう、
家族の距離感がなんか近いような気しません?
あいはらさん。
>>本当に実際近かったんですよ。
テレビも1台しかなかって、
おやじが権限持っててね。>>時々、
ちゃぶ台ひっくり返したりしてね。
>>これをわー!
やってたのかもしれないですけど
ね、でも、
このふすま開けますとね、布団が
入ってまして、家族、
川の字に寝てたりなんか思い出し
ますと、パクさん、ちょっと思い
出で目の前、
かすんでんちゃいますか?
>>涙出そうですよ。
>>全然出てませんよ。
>>ちなみに当時のお家賃なんで
すけれども、1か月、
当時の新入社員の月給が1万35
00円。
そのときで1か月、ここの家賃が
1万5800円。
>>超高級な。
>>そうなんですよ、
なので今のお金で計算すると、
大体1か月25万ぐらい。
そういうわけになるんです。
あれ?皆さん、黒木さん、
いないですよね。
>>どこ行った?>>あれ?黒木さん、
どこ行った?
>>あれ?
誰か来たよ。
>>何何?
>>ただいま。
いやー、
もうお買い物楽しかった。
もうね、
スーパー行ったらなんでも売って
るから、
楽しくて、