2018/09/01(土) 08:00〜09:25 サタデープラス【男子リレー山縣亮太!生出演★歴史的メダル秘話★24時間縄跳び】[字]


>>歴史的なメダルの陰で起きた前代未聞の珍事とは。
2008年、北京オリンピック直
前いプレイバック!
本番を前に、
順調な仕上がりを見せていた日本リレーチーム。
彼らには、
この大会でどうしてもメダルをとりたい理由があった。
それは、チーム最年長、36歳の
朝原にとって、最後のオリンピッ
クだったから。
>>やっぱりそうですね、ラスト
チャンスだし、もうここまで来た

ら、なんの未練もない挑戦ですの
で、
あしたのジョーじゃないですけど、真っ白になって、
燃え尽きたいみたいな感じでした
ね。
>>100メートル10秒02。
日本記録を3度も塗り替え、長きにわたり、
日本陸上界をけん引してきたスプ
リンター、朝原宣治。
北京は有終の美にふさわしい舞台
だった。
しかし。
時代は若き22歳のボルトが世代交代を宣言。
>>9秒68。
>>36歳、4度目のオリンピッ
クとなった朝原は。
>>コリンズが出てきた、
コリンズがリードして、エドガー


が続いてきます。
コリンズ、リード。
エドガー、そして続いていきます
が。
>>個人100メートルではタイムが伸びず、準決勝敗退。
オリンピック最後の夢は、リレー
に持ち越された。
当時の陸上チームの監督。
自身も選手としてオリンピックメダルを追った高野進さんは。
>>できればメダルをとりたいっ
てずっと目標があって、ただね、
メダルって簡単にとれないんです
、やっぱり。
実力でいったら、勝てない国が上
に3つ、4つ、5つぐらいあるわ
けですよね。
だからそこをどう穴を埋めていく
かということで。
>>実力の穴を埋めるもの、それ
が4人の団結力。
>>朝原選手の集大成がそこにあり、
全員が朝原選手に向けてバトンを
つなぐっていう気持ちで一本にな
った。
>>朝原のために。
チームの心は一つになっていた。
しかし、
予選から日本に試練が襲いかかる

無条件で決勝に進出できるのは、

3位まで。
同じ組には、アメリカを筆頭に、
9秒台の選手をそろえる強豪国が
ひしめき合っていた。
>>とにかく自分たちのベストの
バトンで、ベストの記録を出して
、決勝で勝負っていう。
>>アメリカを破ることも可能な
種目、それがリレーです。
>>内側から3つ目、日本、スタ
ートしていきました。
>>1走の塚原が出遅れた。
>>アメリカも飛ばしている、ア
メリカも飛ばしている。
まずは末續にバトンがいった。
末續がスタートする。
少し向かい風の。
>>2走の末續も伸びず、序盤か
らリードを許してしまう。
>>バトンパスが注目ですが、ど
うでしょうか。
渡りましたか?
さあそして高平の得意のコーナー
ワーク、食い込んできた。
>>アンカーの朝原にバトンが渡
ったとき。
日本は6番手。
メダルどころか、
決勝進出も絶望的かに見えた。しかし、
勝負の女神が不気味にほほえむ。

>>あーっと、失敗した、バトン
に失敗した!
>>なんと、日本の前を走ってい
た4チームが、
次々とバトンパスに失敗。日本は2位でゴールイン。
なんと3総から4走で大波乱!
>>予選終了時点で、日本は全体
の3位。
メダルの夢が、一気に近づいたの
だ。