2018/09/01(土) 13:50〜14:50 土曜スタジオパーク▽ゲスト 遠藤憲一[字]
「平清盛」の北条時政を演じられました。
ファンの方が多いですよね。
遠藤≫
ここからは
全体像を覚えています。
長丁場で出してもらったのが
「平清盛」からです。
間違えた。「平清盛」は
そんなに覚えてないかな…。「真田丸」でした。
「平清盛」も覚えていますけど
そんなにがっつり記憶が入ってきているのは「真田丸」です。
こんなこと言っていいの?
渡辺≫いいんですよ。
原口≫共演された方に話を
聞いてきました。
村上≫遠藤さん、こんにちは。
村上新悟です。
上杉謙信の養子・景勝。
その重臣・直江兼続を村上新悟さんが演じました。
兼続≫取り立てるというのは
いかがでしょうか。
景勝≫それがよい。
兼続≫はっ。
景勝≫嫌がるものは…。
逃がしてやれ。
村上≫台本読んで、こんなふうに
くるんじゃないかなっていう
僕の想像を
はるかに超えてくるんで。
そうくるのか!みたいな。
それは本当に撮影初日に感じましたね。
僕が印象に残ってるのは
第33話で、石田三成が徳川屋敷を襲撃するっていう
それ、どう考えても
無謀なことなんですけど
それを、遠藤さんと僕が
遠く離れたところから
徳川屋敷を眺めてるんですよ。
そのバックショットなんですけど
2人とも背中なんですけど…
そのシーンが僕は好きでただ、これ言うと遠藤さんに
おい、バックショットかって
言われちゃうんですけど。
石田三成はどんな男だという
義のために
死ねる男だっていうこと
僕が答えて
じゃ、わしはどんな男だって
聞かれるんですよ。
そこから、遠藤さん演ずる
上杉景勝が、がらっと変わって
関ヶ原に向かっていくっていう
シーンなんですけど。
景勝≫徳川屋敷は
どうなっておる?
兼続≫すっかり
守りを固めたようでございます。
景勝≫石田治部はどう出る?
兼続≫ああ見えて、目先の利で動くような男ではありませぬ。
景勝≫義のためなら
命を捨てるか。
兼続≫それができる男です。
景勝≫では…。
わしは、どんな男じゃ。
村上≫とにかく遠藤さん見てるとそういう気持ちになってくるんで
遠藤さんでなかったら
全く違うものに
なっていたんじゃないかなって
思いますね。
遠藤≫ありがとうございます。
渡辺≫バックショットのシーンが印象的だったということで。
遠藤≫顔、あるよ。
<笑い声>
でもなんとなく2人の主従関係が
孤立している役なので、俺もお父さんのほうですけれども
上杉景勝とお父さんのほうを
すごく尊敬していて
上杉謙信が。
ばく大な力を持つので
常に悩んでいるんですね。
それを見つめていて。
村上君知っています。
渡辺≫知っていますよね。
遠藤≫まだ一般的に広がってい
ないですけれども
時代劇ファンとか大河ドラマ
ファンにすごい人気で
おもしろい俳優さんです。
足立≫遠藤さん的に「真田丸」でのいちばんの思い出は
あったりしますか?
遠藤≫さっき言い方が悪かったんですけれども
「真田丸」から
結構長いスパンで
出させていただいて
飛び飛びですけれども
1年間ね。
「真田丸」に限らず
今回もですけど、脚本家
当時でいえば三谷幸喜さん
今回では中園ミホさん。