2018/09/03(月) 00:55〜01:25 NNNドキュメント「華をつないで 新潟・古町芸妓の灯」[解][字]
♪~
♪~
<時に厳しさを感じ悩むこともあるかもしれません>
<それでも→
この世界で咲くと決めました>
(
拍手)
<古町に
新たなつぼみが開き始めました>
<七十世さんも
ある思いを固めていました>
<去年9月>
<市山流の踊り手たちが一堂に会して舞う→
年に1度の舞踊公演>
♪~
<詰め掛けた観客を前に→
七十世さんが初めて口にしたのは…>
≪お~≫
(拍手)
来年
お目に掛かる時は七十郎という名前で…。
(
拍手)
<七十郎の名を継ぐ>
<先代が亡くなって12年目の決意>
<なぜ
もっと早く襲名しなかったのか?>
(
拍手)
<これからは
自らが弟子たちの母となり→
芸妓の華をつないで行きたい>
<そんな七十世さんの襲名公演に向けて→
決意した芸妓さんがいました>
♪~
<あの
うしろ面を踊るというのです>
(
拍手)
<新潟だけに残された
うしろ面を→
私も
つないで行きたい>
<そう直訴した女性がいます>
(あやめさん)おはようございます。
<芸妓となって
20年のあやめさん>
<市山流の中でも
指折りの踊り手です>
<そして
3人のお子さんがいる→
ママさん芸妓でもあります>
<この日練習に使っていた お面>
<七十世さんの
お面とはちょっと違うようですが…>
(
笑い)
<と
笑顔で稽古を始めますが…>
♪~
♪~(市山さん) フッ! ほい!
向いてから上げてるから遅いのよ
。
♪~
持って行ってからだ!
フッ!
取り出した!♪~パパっ!
♪~
これも遅い。
ポンポンじゃ
ない パパっ!
ホッ!
まず真っすぐ行け♪~真っすぐ。
♪~
ほら。
♪~
<前でも後ろでも→
踊りこなすのは
一筋縄では行きません>
<師匠の襲名に花を添えたい>
<去年の暮れ七十世さんは東京へ>
<門下生が襲名公演で使う
かつらを作るため→
職人の元を訪ねました>
ありますね 何でもあります。
≪長い時もあれば
短い時も…≫
<一人一人の頭の形に合わせ→
ミリ単位で調整して行きます>
<こうした職人も
減っているといいます>
<今
中学校ではダンスが必修科目になりました>
<一方で
日本舞踊は担い手が高齢化>
<新潟だけの問題では
ありません>
<日本舞踊を
どう残して行けばいいのか>
<襲名公演まで2か月>