見てください。
まあ若い人に、何としても、
何としても自分を超える
日本チャンピオンになってもらう

ということで、
夢はだあっとあるわけですね。
声を張るように、まず。
◆セコンドついたら大変やね。
ぼそぼそ言うから。
はいっ、行け～！って言わなあか


んのに。
◆ほんまやで！
会長がセコンド。
そこ、パンチ、パンチ…。
◆選手も何ですか、何ですか。
◆なれてから、いけるんですから
ね。
◆あと２０秒やから頑張って。
◆何秒？
◆何秒！？
◆さあ、まいりましょう。
◆小さい！
元気よくまいりましょう！
上新庄駅の続きをどうぞ。
◆これはもう
えらい大きな商店街で、長い商店
街、まだ向こう、
小松商店街やわ。
こんな大衆食堂で飯くいたいわ。
木の葉丼から、親子丼ぶり、
玉子丼なんか、うまいでえ。
人多いかな。
こんにちは。
◆いらっしゃい。
◆関西テレビのね、朝の「よ～い
ドン！」という番組で、円広志と
いう者ですけど…。
◆円さん。
◆入らせてもうてもいい？
◆暇やからどうぞ。

◆お客さんが来たら出るわな。
お客さんがおるけどね。
すんませんな。
この辺の商店街、
人はようさん多かったんですか。
◆すっごかったですよ！
こんなん、ウロウロしてられませ
ん。
真ん中にずらっと並んで。
向こうに渡るのも大変でした。
◆ほんまかいな。
こっちから向こうに渡るのが大変
なくらい。
◆真ん中に自転車があって。
◆大将もこの辺を知ってますの？
◆３０年ほど前やね。
大将は、あれでっか、
昼ご飯でっか？
◆はい。◆玉子焼き一つ？
◆はい。
◆これだけでお茶を飲んで終わり
でっか？
◆安くつきまっしゃろ？
来たがな。
来たんやんか。
何やねんなあ、もう。
おいしそうなもの来たがなあ。
天ぷらうどんが。
そうですか。すんませんな、奥さん。
ありがとうございます。

すごいね、時の流れというのは。
ここ、人がいっぱいでこっちから
こっちに行くのが大変やったんや。
はああ～。
◆ここもまたえらい…。
はっはあ…。
大将、こんにちは。
関西テレビの朝の「よ～いドン！
」という番組で。
ご主人はどこの人？
ここの人ですか。
◆ここ。
◆ここでっか。
あらま。
あ～らまあ、優雅やね、これ。
◆いやいや。
何か、アメリカの住みっこのほうにある
大将みたいな。
しゃれてはるわ。
帽子かぶって、新聞読んでね。
◆お客さん、台風で来えへんがな。◆ねえ～。
これは大変や、これ。
どうも、すんませんな。
どうも、すんません。
ありがとうございます。
ここはちょっと路地になってるん
やな。
うわあ、魚屋さんや。
こんにちは。
うわっ。