2018/09/03(月) 09:50〜11:15 よ〜いドン![字]【国宝借金3000万から…鮮魚店夫婦の仰天人生モロヘイヤ簡単料理】
たということでっか。
◆そのぐらいやね。
◆いやあ…。◆だから、そこからは楽しかった。
現金見られるしね。
晩になったら、
お金、勘定するのにね。
◆お金勘定は楽しいなあ!
◆うん、うれしいわ。
◆そうそうそう。
◆小銭、1つずつ、ためてなあ。
お金を数えてるときは
お金数えるときは一番人生の中で
幸せやな。
◆よう知ってんなあ。
◆なら、借金は返したんかいな?
◆うん、ぼちぼちね。
高かったからね。
あっという間に…。
◆もうけたら楽しい。
◆お金もうけは楽しいね。
もう勝ったときは楽しいけど、
もうからへんときは、こんな苦し
い悲しいときはないからね。
商売というのはね。
お母さんも、そのとき借金もあっ
たし、お父さんも仕事してるけど、ついていかなあかん、一緒に仕事
せなあかんと思って、一生懸命、ついてきたねえ。
◆田舎がね、お嫁に来るときにね、表の玄関から出ずに表から出て、
親が。どんなことがあっても
帰ってくるなと。
昔はそうよ。
◆お茶わんを割って、
もうあんたの食べるお茶わんないよと。
◆そんなん、しませんか?
◆せえへん、せえへん。そんなん言うてたら、
茶わんだらけになるやん。
◆いや、田舎では、みんなしてたんよ。
◆それだけの覚悟を持って行けと。そやから。
ご主人が少々何しようと、何しようと、かにしようと、一生懸命つ
いていけと。
◆うん。
◆ようついてきたねえ、奥さん。
◆そこやがな。
◆ほんまに、そう思うわ。
◆大概、嫌気が差して離れていく。
◆普通はな。
あなたみたいな男、もう、
愛想、尽かしたわ!って言って、
そのまま…。
ねえ。
◆逃げるよ。
逃げんと我慢してくれた。
感謝してまんがな。
◆ほんま、そうですわ。
ほんでまたにこにこしてね。
昔は、こんな苦労も、
今は、あれですなあ、
あんなことがあったな、
こんなことがあったって、笑い話でっか?
長く感じる。
◆そう。◆ここに来てからは、
短い。
約30年近くなるけどね。
◆あっという間でした?
◆あっという間。
◆ほんならやっと借金も返して、
この店も安泰でんな?
◆そうやけど、けど、客が来ない
…。
◆客が来ない…。
◆これでしまい。
◆しまい?
どういうこと?
◆8月いっぱいで。
◆えっ?
8月いっぱいで?
◆ええ。
◆どういうことでっか?
えっ、やめんの!?
◆やめるねん。
タイミングええ。
こういうときに来てくれるんやな
と思って。
◆来てくれてよかったなあと思っ
て…。
◆いやいやいや!
こういうときに来てもよかったも
んなんかなあ。
8月いっぱいと言ったら、10日
はないですよ。
◆10日ない。
◆あと1週間や。
今、どんな気持ちでんの?
寂しい?
◆金入ってくることがないねんも
ん。
◆やめたらね。
◆ここで問題!
◆ということで、
魚屋さん一筋で