2018/09/04(火) 10:25〜11:25 かんさい情報ネットten.特報 台風21号情報[字]
台風本体の雨雲が今、四国にかかっているような状況です。
ここに台風の目がありますね。
このあともうまもなくすると、
四国に上陸するおそれが出てきま
した。
今ここの台風本体の近くの雨雲で
は、1時間に90ミリ以上という、
もう外では前が見えないぐらいの
雨が降っています。
これが今から近畿、
広い範囲にかかってきます。
もうすでに台風本体の雨雲がかか
っている近畿の南部では、川が増
水し始めているような状況ですね。
>>確か、
降水量50ミリが街の排水処理能
力なんですよね。
>>そうですね。今回は近畿、広
い範囲で80ミリ、
1時間に降る予想となっています。
そうすると、
至る所で浸水というのが考えられ
ます。
今、雨が降っていなくて、
もしかしたら晴れ間の出ている所もあるかもしれませんが、
台風は速度を上げてやって来ます。
状況は急変しますから、
決して油断しないようにしてくだ
さい。
では続いてこちら、
台風の進路予想です。
現在も高知県のすぐ南の海上、お
よそ60キロ離れた所に中心位置
はありますが、台風本体の雨、
風は四国や近畿にかかっているような状況です。
きのうよりも速度は2倍になって
きました。
>>上がってますね。
>>45キロです。
急速に速度を上げて、
近畿をかけ抜けていきます。最大瞬間風速は今60メートル。
速度を上げてやって来るというこ
とは、
この強い勢力は維持されてやって
来るということです。
なぜ速度が上がるかというと、
偏西風という上空の風に乗るからです。
その上空の風と、台風の風が合わ
さると、
ピークの時間は今回、比較的短い
んですけれども、
ただその時間帯がものすごく大荒
れになります。
>>台風の速度が上がることで、
風がより強くなることがあるんですか。
>>そういうことです。
上空の風と台風本体の風が合わさ
って、近畿、
広い範囲で暴風が吹き荒れます。では続いて、
過去の似たような進路取りました、
非常に強い勢力、
これが25年ぶりになるんですが、
非常に強い勢力で台風が上陸したら、
このようなことになります。
今から近畿地方の方、この映像と同じようなことが起こるので、
災害をイメージしてください。
>>これが25年前に、
非常に強い勢力で鹿児島に上陸し
たときの映像ですよね。
>>そうです。
これをなぜ見ていただいているかというと、こういうことが今から
突然状況が変わって起こるという
ことなんです。
早めの備えをしてください。
>>今、大阪とかでは、晴れてい
たりとか、風がそんなに強くない
と、つい、
油断してしまうと思うんですけれ
ども、この映像を見て、
イメージを持つことが大事ですよ
ね。
>>街路樹が折れたりする可能性
が十分考えられます。
不要不急の外出は控えてください。
そして今回、
高潮にも警戒が必要です。
およそ50年前に、
第二室戸台風というのが同じよう
な進路で来たときには、高潮によ
って、大勢の方が亡くなっていま
す。
今から潮位が2メートル、通常よ
りも上がって、
そこに4メートルの高波が押し寄
せると、
沿岸部では、
例えばこの木造建築、
物置などが破壊されたり、そうい
ったことが考えられますので、
沿岸部の方は合わせて高潮にも厳