2018/09/04(火) 15:50〜17:53 ten.【“最強台風”21号が近畿直撃…キニナル影響を蓬莱解説】[字]


>>そういうことですよね。逆に
言うと、そこを用心していかない
と、
二次被害っていうんですか、なん
か、そういうことになる、
台風の本当に波及的被害だと思い
ますよね。
>>安全第一ですもんね。
>>それでね、
もう一度どうやって安全に通すの


かという、このフリップに戻りま
すが、
今回はこの赤いところ見てください。
これがね、
今回の台風で追加された点検箇所で、
さらにここやんなきゃいけなくな

りました。
映像、ご覧いただきます。
一番ピークのときの国道2号線で
す。
大阪の西を流れてる新淀川。
あの大きな大きな川、
この川のこの橋のもう真下の所にぶつかってますね。
これ、実は鉄道の場合でも、みん
な同じです。
そうしますと、はい、もう一度こ
ちら、
カメラさん戻してください。
つまり、道路そのもの、鉄道の線
路そのものプラス、鉄橋って怖い
んですよ。
これは実際に、最近、ドローンを
使って点検するところあります。
橋の下の所もちゃんと見ておかな
いと、危ないということになりま
す。
>>その下をですか。
>>それからね、実は鉄道の場合
はこういう特徴があるんです。
はい、ご覧いただきます。

これ、前回の台風のときの神戸市
内の神戸電鉄です。
これをね、下のこの上が線路、枕
木がありまして、下の土の部分が
流れ落ちてますが、アップにしま
すと、実はね、それこそまた今の
時代でも、鉄道ってこうなってる
んです。
線路の鉄のレールの下には石があるんですね。
これ、バラストといいます。
こんなの安定悪いんだからコンク
リートにすりゃあいいじゃないか
と思われるかもしれませんが、実
は今の時代もこれを使うのは、こ
れで、
つまり石でクッションしますので、
列車の振動を吸収します。
コンクリートで動かない地面より
は静かになります。
そして修理も簡単になります。
だから今の時代も砂利を使うんで
すが、実は今回の台風、風が強か
ったもんですから、このぐらいの
砂利だと風で飛んじゃう可能性が
あります。
それから雨も今降ってますから、
この状態がまたどこかで起きてる
かもしれません。
そうするとその二重の意味で、
鉄道は全部見て回んなきゃだめで

すよとなりますから、そう簡単に
目で見ないと分からないというと
ころではありますよね。
>>これ、でも、復旧作業ってい
うのは、これ見ただけでも、
なかなか時間のかかりそうなもの
ですよね。
>>南海電車なんかはこの間、ず
いぶん時間かかったじゃないです
か。
>>だけど、あれはやっぱり見て
気付いてるから、ああいう処置が
できるわけですね。
さあ、道路です。
道路は実は、こういう車なんです
が、権限が違います、どうぞ。
黄色いパトロールカー、これ、
高速道路の管理会社とかがよく走
らせている車。
そしていわゆる、われわれが見慣
れた警察のパトカー。
これね、
実は双方とも道路を管理している権限があるわけなんですが、先ほ
ど申し上げたように、
高速道路なんかはもうこちらのそれぞれの運営会社のパトカーが全
部、やっぱり回りますが、
ところが一般の道路にまでこれがふんだんにあるかというと、
実はないんですね。
そうすると、
一般の道路の通行止めはやっぱり、