（瀧口）もうちょっと広い所で見たいと思います。
お？
お？
実はですね…
おぉ～。なるほど。
この小さなトンネルこそ→
関門トンネルにたまった湧き水を排水している場所。
通称…
この豆トンネル　実はこういうふうな感じです。
なるほど。　じゃあ…
で　向こう側の…
そうです。

最初から　そういう計画でこうなってるんですか？
考えて　やっています。
はぁ～。
あぁ　そうですか。
Ｖ字型の関門トンネルにたまった湧き水は→
八の字型の豆トンネルに
パイプを伝って流れたあと→
それぞれ陸側に流れ下ります。
そこにはポンプがあり地上へと押し上げられ→
排水されるんです。
しかも　この豆トンネル→
ただ排水のためだけに
つくったわけじゃないんですよ。
これは…
そうです。
えっ　それ何ですか？
へえ～。
あっ　ここから


機材とかを運び込んで。
はい。
へえ～。
建設中の通路や　資材の運搬。
そして排水。
史上空前の海底トンネル。
その建設に立ちはだかる関門を予測し→
万全に備えていたのが
この　豆トンネルだったんです。
さまざまな関門を乗り越え→
昭和１９年　関門トンネルはついに全線開通を果たしました。
着工から
実に８年の時が過ぎていました。
始まりは　この豆トンネルですね。
あっ。（笑い声）
はい。
何で　今来るの？いや　まあ…
（笑い声）
違うと思うな。
違うと思うな　それ。
まとめさせて頂く役という事でご理解頂ければと思うんですが。
さまざまな困難を乗り越えた
関門トンネル。
その建設をきっかけに
関門海峡には→
国道・人道トンネル。
続いて新幹線トンネル。
続々と海底トンネルが
つくられました。
更に　北海道と本州を結ぶ

青函トンネル→
イギリスとフランスを結ぶ
ユーロトンネルにも→
その経験と技術が
受け継がれていきました。
関門トンネルは
海底という未知の世界を→
切り開いたんですねぇ。
タモさん　長い海底の旅お疲れさまでした！
ななつ星！
おっ　ななつ星。間近で見るの初めて。
かっこいいね　ななつ星。
日本に　たった１つしかないななつ星。
ここで見られたのは
ご褒美かもしれませんね。
はい　地上に戻ってきました。
戻ってきました。
たくさん「関門」を
見に行きましたけれども。
非常に面白くて…
（笑い声）
関門だらけですね
ほんとに　ここは。そうですね。
私　一つ　忘れていた事が
あったんですけど。
ありましたか！
それは…？
シーモールという所で。
あっ　はい！
あそこで１時間ばかり

くだらない事を→
３７年前に　しゃべって
帰りました。
（笑い声）
私にとっては。
よかった。　うん。
もう一回やろうか。
是非！　是非！
2018/09/05(水) 00:15〜01:00
ＮＨＫ総合１・大阪
ブラタモリ「＃１０９　関門海峡・門司」[解][字][再]

ブラタモリ、関門海峡へ！山口県の下関と福岡県の門司の間に広がる日本屈指の海の要衝です。今回は北九州の門司編。その秘密を、タモリさんが解き明かします。

詳細情報
番組内容
江戸時代まで「下関海峡」と呼ばれていた関門海峡。関門の名がついたのは門司が大発展したから。明治以降、石炭の積み出し港として急速に成長した門司にはモダンな洋風建築が残ります。レトロな町でタモリさんが見つけた道路のわずかな盛り上がりこそ、関門海峡の秘密をとくカギ？昭和１１年に開通した世界初の海底トンネル・関門トンネルへタモリさんが潜入！トンネル最深部で次々と登場する８０年前の驚きの知恵の数々とは？
出演者
【出演】タモリ，林田理沙，【語り】草�g剛


ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
ドキュメンタリー／教養 – 歴史・紀行
ドキュメンタリー／教養 – カルチャー・伝統文化