実力者でした。そのとき目にした
吸管工芸に
心を奪われたそうで…。
◆お土産として持ち帰って、
崩してやってたら、こういうのができたんですよ、まずは。
◆何これ！

何これ？
◆何に見えます？
◆虫？
エビ？
◆エビです。
私、台湾から帰ってきて、
娘につくって見せたんですよ。
尊敬されました。
◆すごい！
うれしいですね。
◆だから、そういうのがあって、
ここに来た。
今までに来た。
◆以来
１７年間
ストローアートに没頭してきた当
銀さん。
彼女の手にかかれば、
ただのストローも…。
ごらんのとおり。
特に生き物を創作するのが得意だそうで、
考案したオリジナル作品は数が把
握できないほど。
ストローだけに限らず、


プラスチック全般がお好きなようで…。
◆これは？
◆それは卵パックです。◆これ？
◆はい。
◆卵パック？
すごい！
◆裏を見ると、
何となくわかりますよね。
◆ほんまや。
幾らぐらい？
◆今は売ってないんですけど、
５８００円ぐらい。
すいません。
私、
そんな入らないんですよ。
デパートさんがとられるから。
◆卵パックでしょう？
でも。
◆それね、だから、それが知れ渡ってから
ちょっともうやめてるんです。
それは、
ＰＶＣという、
ニール伯爵というんですけど、
黒い人。
◆ごめんなさい、
名前があったんですね。
勝手に
ゴレンジャー的なものやと思った
ら。
赤は…。

◆ポリエチレンの
リエ姫というんです。
黄色は
ポリエチレンの
ポリス君。青い人は
ポリプロピレンの
ピレン少佐。
グリーンはポリエチレンテレフタ
レイト。
テレフくん。
◆黒は？
◆黒がニール伯爵。
ニール伯爵。
◆何で伯爵なんですか。
◆古いプラスチックなんですよ。
◆これが？
◆黒い人が…。
◆ニール伯爵の？
◆変身した、女性に変身したとこ
ろで。
◆そこら辺の設定、ちょっとね、
詳しく聞いていきたいけど、
ちょっと時間なさそうなんで。
何ででもプラスチックにこだわっ
ているんですか。
◆誰もしてないことっておもしろ
いですもんね。
ないものをつくるというのが楽し
い。
◆楽しかったです。

◆ありがとうございます。
◆ありがとうございます。
◆みんなね、持ってはるんですよ、
知り合いが。
◆みんな持ってる？
◆私だけが…。
◆私だけ持ってない？
ちょっとかえしてもらおうかな。
◆プラスチックに魅了された当銀
さんが今、力を注いでいるのがシ