＞＞では続いてなんですが、高潮の影響で、
広い範囲で水がつかりました、
神戸市東灘区の六甲アイランドには、
福井さんがいます。
福井さん。
＞＞神戸市東灘区、六甲アイラン
ドの物流会社の前にいます。
こちら、
何台もの車が幾重にも重なって、
大破しているのが分かるかと思い
ます。
この場所、
物流会社の入り口の門の所なんですが、もう完全に中に入れないよ
うな状態になっているんですね。
これがなぜ起きたかというと、
高潮が原因だというんですね。
こちらちょっと大回りして、特別
に許可を頂きまして、敷地の中に
入らせていただきました。
この辺りもう、敷地の外なんです


が、まだ多くの車、
大破した状態、
こちらももう、バンパーの部分が大破した車であったり、
フロントガラスが粉々になった車、
そして横倒しになった車、
いくつもこちらのほうに固まって
幾重にも重なっている状態です。
こちらの車もガラスがありません
ね。
そしてこちらなんですが、車が２
台、ほぼ垂直な状態で立っている
んです。

＞＞本当ですね。
＞＞これがどういう状況で起こっ
たかということで、
ちょっと海のほうにこのあと向か
っていきたいんですが。
こちらでも車が完全に反対向きに
ひっくり返っていますし、あちら、
事務所の１階部分、ガラス、
粉々になっているんですが、
中に車が何台か突っ込んでいるん
ですね。
そしてその奥、
三角屋根の部分、こちらが事務所の玄関になるんですが、
そこにも車が何台も、
幾重にも重なって突っ込んでいまして、もう中にこちら、
玄関から入ることができない状況
なんですね。
こうした車２００台から３００台、

こちらで大破しているんですが、この車、もともとどこにあったか
というと、私のこちらの後ろ、
こちらの広い岸壁の部分に整然と並べられていたそうなんですね。
近く、
ニュージーランドに向けて、
輸出をする予定の中古車だったそ
うで、
本当にこちらにきれいに並べられ
ていたんです。
ただ、
その奥の海の部分から高潮が押し寄せてきまして、こちら、
建物のほうに、
すべて押し流したというような形になったんです。
この重なった車を見ても分かると
おり、
もう本当、
２階のぎりぎりの所まで高潮が来ていたというのが分かるんですね。
この辺りにもずらっと、
まるで津波のあとのように、
車が折り重なって大破しています。
この奥が海ですね。
こちらが大阪側、東側になるんで
すが、
当時、
南東から、
恐らく高潮が押し寄せたという形
で、
こちらの事務所のほうになってい
るんですが、
恐らく、

台風がこのちょうど西側を通ったことで、
そちら向きの風が強くなったので
はないかということが想像できま
す。
海のほう、
今、
非常にもうすでに穏やかな状態になっているんですね。
潮位も本当にこんな所まで潮が来
たのかと想像できないぐらいの、
もう低い位置にありまして、
本当に高潮の威力というものをまざまざと感じさせられました。
こちらも海側とをつなぐ隙間のふ
たがあるんですが、こちら、
本当に全く動かないような、
重たいものまで完全にめくれ上がっているような、そんな威力が、
こちらに高潮が押し寄せたという
ことが分かります。
高潮の威力を本当に想像できてい
ませんでした。
以上、中継でした。