2018/09/05(水) 15:50〜17:53 ten. 第1部[字]【近畿を縦断「台風21号」見えてきた“被害の全容”最新情報


セールスポイントでもあるんですけれども、一方で、
やっぱり弱点も見えてきたという
中での、関西空港、
もう1つの今の現状、弱点はこれ
なんですね。
利用客が非常に増えています。
それからそれに伴って、
飛んでくる飛行機の数も、最高の
水準に今、なっているんですね。
そしてお客さんが増えれば、
建物もどんどんどんどん今、
増えています。
ってなると、
地盤が下がって、
さらにそこに重みがどんどん今、
かかっている状態なんですね。
技術者の皆さんは、なんとかそれ
を支えよう、
支えようとしている。
>>なんとも皮肉ですよね。


>>だから、発展すれば発展する
ほど、
その地盤沈下の問題との戦いというのが厳しいものになっていくと
いうことなんですね。
>>なるほど。
この関西空港が抱える課題、
かなり大きなものになりそうですね。
>>そうですね。
若一さんも、
大阪が水の都といわれるような状
況を、
ずっと取材もされていると思うん
ですけれども、水の都であるから、
水との戦いというのは、やっぱり
歴史上、すごくやっぱりあるわけ
ですね。
>>関空ほどではないですけれど
も、大阪のベイエリア全体がこれ、
地盤沈下してきているんですよ。だから、淀川に架かる橋なんかも
含めましてね、だから、
これは空港だけの問題じゃなくて、大阪全体の、
江戸時代以降に埋めら
れた地域が多いわけですから、大阪平野というのは。
いろんな所で同じような地盤沈下

の問題が出てきているということ
ですね。
>>大阪というのは、やっぱり経
済発展、
水害の歴史との戦いで、今、若一さんがおっしゃったように、淀川
の橋なんかも今回、

淀川がちょっとあふれそうなぐらい、水位が上がったんですけど、
それは、水位が上がったように見
えるのは、
この橋がやっぱり地盤沈下して、
大正時代にこの淀川大橋、
出来てるんですけれども、
福島区と西淀川区、
それぞれに架かっている所が、2
メートルぐらい、
やっぱり地盤が下がってきている
ので、こういう状態になっている
と。
これが大阪市内でも今、
リバークルージングの観光の目玉
になっていますけれども、
非常にこの大阪市内の橋、
こんなに狭い所を船が行きますよね。
これはもともとこんなに狭かった
わけではなくて、
やっぱり下がってきているという
ことなんですね。
ですから、
水の都、
これからやっぱり防災、どうして
いくのか、大きな課題というのは、
今回も見えたんじゃないかという
ことは言えると思います。
>>では続いてこちらです。
>>レッツゴー。
>>若一調査隊。

>>きょうのテーマはこちらです。
奇想天外なオブジェの数々と、
松尾芭蕉も愛した歴史的名宝とは。
源平合戦ゆかりの名刹、神戸・須
磨寺の魅力を徹底調査します。
>>ちょっと気分転換も兼ねまし
て、この秋のお勧めの観光スポッ
トをご紹介します。
ご覧ください。
>>兵庫県神戸市須磨。
須磨といえば、
夏を代表する行楽地、
須磨海岸が有名ですが、
秋を迎えるこれからの季節にぴっ
たりのスポットがあるのです。
それが、須磨寺。
須磨海岸から歩いて15分ほどの距離にあるこのお寺には、
ちょっと変わった数々のオブジェ
が。
ガッツポーズをするお地蔵さんや、