2018/09/05(水) 22:00〜23:00 高嶺の花#09[解][字][デ]
。
落ち着いていられるのも
今のうちだ。
私は
何も変わらない。
もし
君に敗れたとしてもね。
フッ…
どうかな。
高い嶺の頂は→
何も背負わず 何も支えない。
ただ風が吹いてるだけだ
。
君には向かない
。それを決めるのは他人じゃ ねえ。
俺だ
。(ドアが開く音)
《兵馬
戦う前からお前は負けてるんだ》
《4流派
4つの票を俺は もう つかんでる》
(
なな) 月島市松は療養中にて→
代理として
私たち姉妹が遣わされました。
月島ももにございます
。
ななにございます
。
《どっちだ?》
《月島の票は約束通り 俺に?》
《いや…》
《でも ななが票を入れるなら…》
(
神宮) 市松殿だけでなく皆様 ご高齢だ。
何とぞ
ご自愛ください。(家元たち) ハハハ…。
(
神宮) かく言う神宮の家元もご存じのように→
重篤な状態で入院中です
。
その意志は
今確認するすべがありませんが→
心優しいお方故→
不憫な弟に花を手向けることでしょう。
父の票を龍一に
どなたか。
何だって…?
♪♪~
父上の愛
ありがたく お受けします。
《バカが》
《これで月島の票が どう転んでも勝ちは決まった》
では
始めましょう。
(
拍子木を打つ音)
♪♪~
婚活中って言いましたけど→
あれウソなんです
。
ウソ?
(千秋) うちの母親すっごい毒親だったんです。
話が通じないっていうか…
。
自分の思い通りにならないと
ヒステリーを起こすような人で。
そうですか
。
(
千秋) 子供の頃は狭い世界だし→
他の母親と比較ができないから
こんなもんなのかな~って。
でも→
5歳の時に弟が生まれて。
私との接し方と
まるで違ったんです。
まぁ
家業があって跡継ぎだから→
…っていうのもあったのかも
しれないでしょうけど。
親の愛情を
目の前で見せつけられた。
途端に
私に興味がなくなって放置。
はい
。
「
何なんだ?これって何なんだ?」。
「
自分の子供なのにこんなに差別するって→
そんなことしていいの?
」って。
時々
子供の頃 思い出すと→
どうしようもなく
怒りが込み上げて来る。
イライラ
ザワザワして→
誰かを傷つけたくなっちゃう