2018/09/06(木) 01:29〜02:32 水曜スターナイト「探偵が早すぎる[再]#7[字]」


水道水に濁りが生じている。
[外:C8D428EAD557285B0B7088388B22519C]まっず!
見ろ 水が濁っている[外:08DE4BE9569EBD6AC01709F552AE8A65]
となると 屋外の水道管が
破損したと考えられ→
水道局の人間が
修理に訪れると予測できる。
案の定 家の前には
水道局の車が停まっていた→
そして 君は
この家の水質チェックを行った。
ここで ひとつ

確認したいんだが→
君は 水道局の人間か?
見れば わかるだろう。なるほど。
では やはり 君は
大きなミスを犯したわけだ。
僕がミスを犯しただって?
ああ。水道工事とは→
地面から水道メーターまでが
水道局の管轄。そして→
水道メーターから
屋内にある水道の蛇口は→
水道工事会社の管轄になる。
それが何だってんだよ?
つまり 水道局の人間が
水質をチェックするために→
管轄外である住居の中に
上がり込むことなど→
普通は ありえないって訳さ。


あっ…。
(千曲川の声)
君は事前に ここに来て故意に水道管を傷つけた。→
そして
水道局員になりすまして→
この家を訪れ 工事のための
道具を運び込んだ。
それが この…窒素だ。
工事を行うには水を止める必要がある。
窒素を用いて
水道管を凍結させる→
この凍結工法は
主に集合住宅など→
一部の水道だけを
止める際に用いられる。
こんな一般家庭で しかも
そこにバルブがあるというのに→
なぜ 凍結工…を用いる
必要があるのか~?
素人のくせに 何がわかる!
おや。おやおや…おや?
まさか ここへきて 偽者で
素人以外の何者でもない君に→
素人呼ばわりされるとは。
アッハハハ…!
しかも 君は…→
窒素の入った容器に蓋をして密閉した。
ええ~ 液体窒素は→
マイナス196℃で沸騰して 気体になる。
フフフフ…。

液体が気体になると→
窒素の場合 体積が
約700倍に膨張する。
フフフフ…。ゆえに→
液体窒素がたまった容器を密閉すると→
窒素ガスが行き場を失い
圧縮され→
とんでもない
高圧になって…パ~ン!
大爆発を起こすのさ!パン パン!
♪♪~
普段 料理とかする?
たま~にですかね。あっ そうなんだ。
♪♪~
すごい汗だね…暑さのせいかな?
それとも 水道工事の事故に
見せかけようとした手の内を→
全て先読みされての冷や汗かな?ハハハハ!
それとも…。うわっ!
爆発が迫ってきて
焦っているのかな?
ハハ…心配するな。
私がこの蓋を開くことで爆発は未然に防ぐことができる…。
そうはさせるか!
僕の密室殺人の…→
邪魔はさせない!
密室?いや 密室じゃないだろ。
うるさい!
ムーン ポウ!
ムーン…。

(千曲川・舞輝斗)ポウ!
貴様…ムンポウの使い手だな。
ムーン ポウ!
ハハハハ!
♪♪~
遅いな 飲み物とマヨネーズ。
ですね。うん。
♪♪~
(爆発音)うわっ!!
♪♪~