2018/09/06(木) 10:25〜11:30 NNN報道特番「北海道で震度6強」


したことなどにより、4人が緊急
搬送されたということです。
STVのまとめでは、午前8時現在で、
札幌と苫小牧で2人が重傷、
けが人は、道内で合わせて120
人以上となっています。
道警によりますと、
札幌市北区の北33条から36条
にかけての西4丁目付近で、
およそ400メートルにわたって



道路が陥没しているということで
す。
また札幌市東区の東15丁目通り
で、道路に亀裂が入っているとい
うことです。
札幌市によりますと、
東区では家屋が3棟倒壊しています。
また市内の幼稚園、小学校、
中学校、
高校はすべて臨時休校。
札幌市内では合わせて24か所の避難所が開設されていて、午前5
時半現在で、140人が避難して
いるということです。
そして北海道電力によりますと、
道内全域で停電が発生し、
すべての世帯およそ295万戸が
停電しているということです。
泊原発では外部電源を喪失しまし
たが、非常用電源が稼働していま
す。
電源の確保はできていて、燃料プ
ールにある核燃料の冷却装置は正
常に作動しているということです。
>>この地震により、
道内全域で停電が発生し、すべての世帯およそ295万戸が停電し
ています。
>>道内の火力発電所が緊急停止
いたしまして、
電気の使用量と発電量のバランスが崩れたことによりまして、
周波数が乱れ、北海道内の全域で

停電が発生いたしました。
泊発電所につきましては、
外部電源は喪失しておりますが、非常用電源により受電しており、
問題はございません。
なお復旧時刻につきましては、未定となっております。
>>北海道電力によりますと、
復旧のメドは立っていないということです。
続いて交通機関の情報をお伝えし
ます。
JR北海道は、新幹線も含めて、
始発からすべての列車の運転を見
合わせています。
復旧の見通しは立っていません。
また新千歳空港事務所によります
と、新千歳空港はきょう、国内線、
国際線ともに、
すべての便の運航を取りやめるということです。
また札幌市交通局によりますと、
市営地下鉄と路面電車も、
始発から運転を見合わせています。
道内各地でまだ影響が続いていま
す。
お知らせのあとも地震の情報をお
伝えします。
>>きょう午前3時8分ごろ、
北海道地方で最大震度6強の強い
地震がありました。
泊原発では非常用電源が稼働し、
燃料プールの核燃料の冷却装置は正常に作動しているということで
す。

では今後の見通しや被害の状況に
ついて、
原子力規制庁の会見をご覧ください。
>>北海道電力の泊発電所でござ
いますが、
1号機から3号機、こちらすべて
停止中ということでございまして、
燃料も原子炉から取り出されてい
るという状況でございます。
非常用ディーゼル発電機の容量は、
7日間確保されているという状況
でございまして、燃料用タンク周
辺の点検も行われておりますが、
異常は確認されていないというこ
とでございます。
>>今後も落ち着いた行動をお願
いいたします。ではここでスタジオに、
流域砂防学土砂災害後専門の、
道立総合研究機構の理事の丸谷知己北大名誉教授に来ていただきま
した。
よろしくお願いいたします。
>>お願いします。
>>今回、一番大きな被害、これまで分かっている中では、
安平町、それから厚真町の大規模
な土砂崩れなんですけれども、
土砂災害の観点から説明をしてい
ただけますでしょうか。
>>これぐらい大きな災害は、
北海道では珍しいと思います。それで。
>>こちらが現場付近の地図です