2018/09/06(木) 10:25〜11:30 NNN報道特番「北海道で震度6強」
ね。吉野地区を中心として、この山に
なってますが、
この辺りが土砂崩れが発生したという。
>>ここ、川がありますけれども、
ここの崖が30度以上の崖で、40メートル以上の高さ。
土砂災害特別警戒区域という指定
を受けている所でございます。
ここは、本当は、
住んでは非常に危険だよという、
すでに勧告がされているというこ
とでございます。
>>ただ、昔から、この辺りは畑、
田んぼなどを営まれていて、農家の方、中心だと思うんですが、
ずっと住まわれていた。
ただ、その危険は指摘されていた
んですけれども、
なかなかすぐの対応というのは難しい状況だったということでしょ
うか。
>>普通、土砂崩れっていうのは、
崖崩れ、土砂崩れというのは、
点的にこうやってぽつぽつ崩れます。
なので、被害があっても、そう大
きな畑が埋まるとか、小さな被害
ですが、今回、震源地が非常に近
いということがありますので、
全体が一気に、一斉に崩れたとい
うことで、これだけ大きな被害に
なったということになります。
>>先ほど、上空からの映像もご
覧いただきましたけれども、
山が半分崩れるような、非常に大規模な土砂崩れになりましたね。
>>もともと、
こういう川の両方の崖というのは、
一部ずつは崩れていくものなんで
す、自然に。
ただ、
今回のような地震の震源に近い、繰り返しになりますけれども、
場合には、それが短い間に、
全部、
例えば100年かかることが、
一瞬で起こったというふうに考え
たほうがいいと思います。
>>今回、大きな地震、揺れによ
ってということですけれども、
おとといからきのうにかけて台風もありました。
雨も一部降っていたんですが、
そのあたりの影響というのはあっ
たんでしょうか?
>>事前の降雨を調べてもらうと、
厚真町で13ミリだったんです、
台風で。
13ミリ、直前の降雨としては、
あんまり大きな影響はないんですが、先ほど、ちょっと映像を見ま
すと、
落ちたあとに流れている距離が非常に長い。
あれは水が、水分が高い証拠なん
ですね。
ですので、ひょっとすると、
その前の雨もずっと斜面の中にた
まっていたという可能性もありま
す。
ただこれはあと、
調べてみないと分からないことですが、現地調査の結果によります。
>>まずは現在は、
懸命の救出活動を行っているということなんですけれども、今後も
揺れが、まだ続く可能性が、
気象庁からも指摘されています。
今後に向けて、
こちらの吉野地区ほかもそうなんですけれども、
われわれが気をつけておくべき点
はありますでしょうか。
>>地震災害というのは、
地震が一回あって、それで崩れてっていう土砂災害ではなくて、
地震のあとの降雨、大雨だとか、
それから余震で、途中まで崩れた
ものが、
再度動くというようなことが起きます。
例えば熊本・阿蘇では、地震直後
から、そのあとの雨によって、
2倍の崩壊地ができました。
ですので、これもこのあと、
今週末、30ミリの雨が予想され
ておりますし、
余震もまた予想されておりますの
で、
それ以上、周りがもっと崩れ出す
ということも考えられます。
>>これまで降った雨、さらには
今回の地震によって、
かなり地盤がさらに緩んでいる可
能性もあるということですね。
>>地震がありますと、
土の中の水の道が変わるんですね。
それで今までは30ミリで、
例えば崩れるよといわれてた場所が、15ミリでも崩れるというこ
とになる可能性が高いです。
ですから、
早めの避難ということがまず大事
かと思います。
>>特にこういった山のそばにお