2018/09/06(木) 15:50〜16:50 かんさい情報ネット ten.[字]


土砂が、
この道路を覆っていたということ
になりますけれども、救出活動と
ともに、この道路を1本通すとい
うことで、今、
このように通れるようにはなって

いますけれども、以前は通れない
状態で、
かなり多くの土砂が畑のほうまで流れていったということになりま
す。
現在、空を見てみますと、
ほとんど雲などもありませんで、
快晴の状態が続いているんですが、北海道の一部地域では、
雨が降っているという所もありま
して、
地盤がかなり緩んでいるというこ
とが分かります。
このようにさらさらの土壌である
というところがかなり多い場所で
ありますので、ここに水が、
また含まれるということになりま
すと、大きな被害が出てしまう可
能性もあります。
この辺りに住んでいる方、北海道
に住んでいる方、十分に注意して
いただきたいと思います。
今、目の前に、茶色い屋根の建物
がありますが、その左奥、木の間
から見えるでしょうか、
何層かになっているような山肌が


見えるんですが、あの辺り、
大体20メートルぐらいの高さで
しょうか。
上からすべてすっぽりと、土砂が
流れてしまっているのが分かりま
す。
土砂の軟らかさ、
砂地のような軟らかさから見ます
と、あっという間に上から流れて
きたものと思われます。
この辺りは、一本道が通っている
ということで、車が通るたびに、
その土砂が乾いて、
巻き上がっているような状態なん
です。
この辺りに住んでいる方は、
このお宅の方以外にはいらっしゃらないということで、ここで今、
取り残されている方はいらっしゃ
いませんが、先ほどまでは懸命の
救出活動が行われていました。
北海道最大震度7を観測しました町から中継でお伝えしてまいりま
した。
>>続きましては、液状化によっ
て、
住宅街が被害を受けました、札幌市清田区の上空からの中継で
す。
西尾さん。
>>私は今、
札幌市清田区さとづかの上空にいます。
こちらは、液状化現象が激しかっ

た地域です。
画面寄っていただきますと、
上から下にかけての道路がぬかる
んでいる様子が確認できます。
まだ液状化現象が続いている様子が確認できます。
そして、
画面上から下にかけましての道路では、陥没している様子も確認で
きます。
陥没している間には、
水がたまっている部分も見えます
でしょうか、
道路が崩壊している様子が確認で
きます。
至る所で、
民家の前の道路が崩壊して崩れ落ちています。
そして少し画面を動かしますと、
住宅が斜めに傾いている様子が見えますでしょうか。
1階部分が潰れてしまっている、
そんなふうにもこちらから見て取
れます。
画面中央の民家が斜めに傾いているところが確認できます。
そして道路が波打っているのです
が、家の間から見えますでしょう
か、
その波打っている谷間の部分が、液状化現象により、水がたまって
しまっています。
今、画面右手に作業員の方も見え
ますけれども、少しずつ、
復旧作業は進んできています。こちらの辺りにも、重機が入りま
したり、

復旧作業をしているのを確認できるんですけれども、いまだに道路
の陥没の様子、
それから液状化の状態は変わりません。
もう一度、家の様子を見てみまし
ょうか。
道路の目の前の家は斜めに傾いて
いるのが確認できます。
波打っている間は、液状化現象に
より、泥水がたまってしまってい
ます。