2018/09/06(木) 22:00〜23:09 <木曜劇場>グッド・ドクター #09[字][デ]【移植しないと助からない…姉妹の想い】
負けちゃうような弱小校だけどね。
あっ そうだ。
これ 読んでみない?弱小校が 全国大会に出る話。
えっ いいの?
(亮平)うん。
きっと バスケが好きになるし
元気 出ると思うよ。→
はい。
(伊代)ありがとう。
もし 元気になって
退院できたらさ→
亮平君のバスケの試合
見に行ってもいい?
もちろん。
(伊代)フフッ。 やった!
あっ これね…。
伊代ちゃんも 亮平君も→
とてもとても楽しそうに
笑っていました。
でも 2人とも
本当のことを知りません。
僕は 苦しいです。
何も知らずに笑ってる2人を見ると胸が ぎゅっと苦しくなります。
でもね きっと ご家族の方が
もっと苦しい思いをされてる。
だから 私たちは 私たちに
できることをやるしかない。
≪(若菜)新堂先生。→
森下 汐里さんの検査結果です。ありがとうございます。
♪♪~
≪(伊代)お姉ちゃ~ん!
お姉ちゃん お姉ちゃん!
(汐里)うん?
亮平君にね バスケの試合
見に来てもいいって言われちゃった!
ホントに!? よかったね。
何 着てこっかな~。
やっぱ ここは ショートパンツかな?
いや ちょっと 攻め過ぎかな?
ウフフッ。
お姉ちゃん?(汐里)えっ?
ああ… うん そうだね。
(伊代)ウフフッ。
(汐里)ちょっと
私 飲み物 買ってくるね。
うん。
♪♪~
これで 伊代ちゃんに 汐里さんの
小腸を移植することができます。
伊代ちゃんを助けられます。
伊代ちゃんには伝えたのか?
まだです。 お姉さんが望みません。
患者側の事情を考慮できるようになったことは→
褒めてやる。 でも 今回は
緊急を要するケースだ。
もし また 感染症を起こせば
命が危ない。
なるべく早く 患者に伝え
説得するのも→
担当医の大事な仕事だ。
分かりました! 頑張ります!
≪(伊代)
うるさい! もう出てって!
伊代 落ち着いて。
(伊代)いいから もう出てってよ!
どうしたんですか?
先生も グルだったんだね。
何も知らずに浮かれてる私 見て
笑ってたんでしょ!?
もう 全部 知ってるから。
♪♪~
私 手術は受けない。
どうしてですか?
私が 今まで どれだけ
手術してきたか 知ってるでしょ!?
5回だよ! 5回!
そのたびに おなか 切られて→
手術の後は 歩けないほどの痛み
感じてさ…。
それなのに また 手術?
どうせ 治らないのに→
どれだけ 私のおなか 切れば
気が済むの!?
もう 嫌だよ…。
手術なんて 絶対 受けないから!
伊代…。
(汐里)すみません。→
私が
自分から話すと言っておきながら→
こんなことになって…。
やっぱり 私じゃ 親の代わりは務まらないんですかね…。
伊代にとって
頼れるのは 私しかいないのに…。
もし 両親が生きてたら…→
伊代に何て声を掛けてあげるんだろう。
伊代ちゃんは 僕が説得します。
汐里さんは安心して待っていてください。
伊代ちゃんの担当医は 僕です。
伊代ちゃんのことは僕に任せてください。
♪♪~