2018/09/07(金) 19:00〜20:54 緊急出動!凶悪逃走車を追え…警察特捜2018【鷹の眼持つスゴ腕隊員vs薬物犯】[字]


被害者を置き去りにすれば→
それは

 ひき逃げだ>

吉田警部) ドアミラーも現場に落ちてましたし…。
<もぎ取られたような
ドアミラーも→
付け根の形が
明らかに遺留品と合致する>

吉田警部) 皮膚ようのものがあるんで ここ ちょっと…。
…というふうに思われます

<けれど吉田は
男の言葉に疑念を抱いていた>
<…も行われた>
<吉田が黒い油の染みに目を留める>

吉田警部)車底部か その横じゃろうね。
<被害者は


 大型車の車底部にも巻き込まれたに違いない>
<司法解剖の結果が出たのは
間もなくだった>
<被害者に致命傷を与えたのは
1台目だと判明>
<2台目に
 ひかれた時は既に死亡していたという>
<その夜
 目撃証言などから→
2台目の大型車が特定され
署に運び込まれた>
<全長10mほどの
大型トラック>
<ダブルタイヤをはいている>
<すぐには止まれなかったという容疑者の主張が真実ならば→
男の車と大型
トラックの車間距離はかなり近かったはずだ>
<捜査員たちは
現場周辺の防犯カメラを→
しらみつぶしにチェックした>
<すると→
ついに
男の主張を覆す映像が見つかる>
<これが
 1台目の容疑車両>
<問題は
 この後だ>
<ひき逃げ事件の捜査本部は→
事件当夜に記録された防犯カメラの映像から→
容疑者のウソを暴く

有力な手掛かりを見つけ出した>
<吉田警部が
 のぞき込んだのは→
事故現場の
すぐ手前に設置された→
カメラの映像だ>
<エンジンの音が次第に近づいて来る>
<容疑車両は
速度制限50キロの道路を→
なんと
 推定…>
<…で走っていたのだ>
<罪もないあの60歳代の被害者男性に→
与えた衝撃は計り知れない>
<問題は その後だ>
<容疑車両が通過した後…>
<しばらくの間後続車両の姿はない>
<あの大型トラックが
やって来るのは 14秒後>

吉田警部) 本人は…。
そこらへんを
 またぶつけて行ければ。
<人をはね
命を奪っておきながら→
ウソをつき
自分を正当化しようとした男>
<事故車両の検分が行われた日→
吉田は直接 容疑者に向き合った>
<罪の重さを

 果たして本当に分かっているのだろうか?>
最初に…

止まれなかった
ということなんだけど…。

容疑者) う~ん…。
<男には
 妻も子供もいる>
<吉田は
自覚の薄さを感じ取った>
って自分が…
 自分の中でだよ?
ねぇ

<男は
 被害者の着衣の前で初めて手を合わせた>
<誰もが加害者になり得る
ドライバー>
<過ちを犯した時