2018/09/08(土) 18:30〜01:30 FNS27時間テレビ にほん人は何を食べてきたのか?[字][デ]【たけし村上&修造上戸】


シイの実と ドングリと→
俺ら よく食ってたけどな。
ドングリ 食べるとふん詰まりになるとか言われて。
俺ら世代 全然やもんね。
ドングリ 食べれるんだと思いました。
観賞用ですよね ドングリなんて。
絵に描いたりとかね。
おすしのルーツがある

ってことですか?
(林)最初に
まず おすしの話をしようと。
<この後は…>
<そして 『ホンマでっか!?』はさんまが めったに披露しない→
料理を 振る舞う!>
(林)ちょっとこんな物を用意しました。
(林)こういうふうに
変化してきたんではないかと。
(林)そして 江戸時代後半からが
われわれ 普通に食べる 握りズシ。
彩ちゃん ナレズシ 分かります?


(上戸)ナレズシも 早ズシも→
分かんないです。
この後 生 出てくるから…。
キャラメルに対する
生キャラメルみたいなことですか?
花畑牧場的なこと?
より いい! みたいな。
(林)順番に ご紹介していきたい。
まず ナレズシが こちらですね。
あっ! これを…。
(林)今は ふなずしが→
有名だと思うんですが。
強烈な においするのよ これ。
(林)弥生時代に 中国から→
水田稲作農業とともに伝わったというふうにいわれておりまして。
塩漬けにした魚と ご飯ですね。
(林)これを かめに入れて乳酸発酵して。
(林)これ かなり
長期保存ができたということで。
保存食ですか?
(林)そうですね。
(林)この ご飯は
取り除いちゃうんですよ。
(林)食べるときには。
魚だけを 食べるんですか!?
<ご飯に漬ける期間は
数カ月から およそ2年間>
<ペースト状になった ご飯を
取り除きながら フナを取り出し→
フナだけを食べます>

(林)これが 生ナレズシといって今も これ→
この当時に かなり 近いと言って
いいんでしょうかね。
(林)先ほど紹介した ナレズシのように長期間 漬け込むのではなくて→
もっと 短い期間で。ご飯も 一緒に食べます これは。
(林)
ここが 決定的な違いですよね。
これが 江戸時代に入りますと
早ズシが生まれます。 こちらです。
早ズシ?
(林)結局 これが 何かというと→
ここに
大きな 食の大転換があったと。
(林)日本独自の大改革で
酢の調味が始まったと。
(上戸)酢飯。
(林)ここまでは 中国の物をほぼ そのままで→
こっからは いわゆる われわれが
おすしと言ってる物に→
どんどん 近づいてくると。
現代に近づく。 ぐっと近づく。
ここが 奇麗な切れ目と。
これは 江戸時代ぐらいから→
酢が 大量に
生産されるようになって それで→
一般に 手に入りやすくなった
ということもいわれておりまして。
(林)だったら 最初から
混ぜちゃえばいいだろうっていう。
(林)気短な江戸っ子にしては

こっちの方が 合ってたと。
酸っぱくなっちゃったと
酸っぱくしたっていう!
(林)この違いですね。
ありがとうございます。
(林)今の にぎりずしに
なるんですが…。
おにぎりみたいなね。
特に 江戸の人 米ばっかり→
食べてたんで
米が どかーんと出てこないと→
皆さん 満足しなかったと。
<江戸時代の にぎりずしのもう1つの特徴として→
魚介類は 生のまま使用せず→
調理した物を 使用していたといわれています>
<酢で締めたり
しょうゆに漬けたり→
火を加えたりと
ネタに合った調理をすることで→
腐るのを防いでいたと