1種目でも大会記録や、
1位が出せるように、頑張りたい
です。
>>土屋選手に勝てる?
>>一種目でもいいので、
勝ちたいです。
>>大阪府交野市のそろばん教室には、土屋に挑む姉妹がいる。
金本三夢と妹の愛夢。
ともにユース大会で日本一になったことがある実力者。
社会人も参加する今大会で、
王者、
土屋に挑む。
>>どれだけ速くやっても、
全然追いつけなくって、
どうやってやってんの?みたいな。>>少しでも食らいついて、
あの大阪桐蔭の野球部みたいに、
最後は笑って、
この夏を終えれたらいいなと思い
ます。
>>驚異的なスピードで計算して
しまうそろばん選手たち。
手元にそろばんはないけど、
一体なぜ速い計算ができるのか。
その秘密は日々の積み重ね。
みんな習い始めのころは、そろばんを使って、
1桁の計算から始める。
それが毎日、
練習を重ねることで、
桁も増え、
そろばんを使わなくても、頭の中
にイメージできるようになり、
計算スピードも速くなってくるん
だって。
いよいよ決戦の日。
会場には、
日本全国から腕に覚えありという
そろばん選手たち146人が集結。
大会には2つの競技があり、
初めは総合競技。
>>用意、
始め。
>>制限時間いっぱいを使って、
全10種目で1200点満点を目指す。
ちなみに、
選手たちが計算しているのは、こんな問題。
見るだけで目がくらむわね。
そろばんの大会なんだけど、
上段者はそろばんを使わない。
暗算で計算したほうが速く、
余った時間で何回も計算し直せる
から、正解率も上がる。
この総合競技の結果、
準決勝を経て、
各種目の上位10人に勝ち残れば、
花形競技の種目別決勝に進むことができる。
結果は、磯貝、1200点の満点。
金本姉妹、
姉の三夢は満点。
妹の愛夢は1問ミスして、1195点。
王者、
土屋は、
当然、
1200点の満点。
満点の選手6人で同点決勝の末、
土屋が総合競技日本一になった。
続いては、
大会の花形競技、種目別決勝。
10種目それぞれに、
選抜10人で計算スピードを競い合う。
各種目、
1位から3位までの選手にポイントが与えられ、
全10種目の合計ポイントが一番
多い選手が、
最優秀選手賞となる。
磯貝は5種目に出場することに。
>>入賞できるように頑張りたい
です。
>>三夢は5種目、
妹の愛夢は4種目に出場が決まった。
>>後半4種目あるんで、あとか
ら追いかけていきたいなと思って
ます。
>>頑張っていきたいと思います。
>>王者、土屋は9種目に出場が
決まった。
>>若い力がかなり来てますけれ
ども、負けないように頑張ります。
>>土屋が有利な状況だけど、計
算ミスがあれば失格となるだけに、
ユース世代にも、
十分に優勝の可能性はある。
かけ算。
6桁かける5桁の問題が10問。
大会記録は27.4秒。
いきなり土屋に3人が挑む。
果たして誰がこの種目を制するの
か。
>>それではスタートします。
用意、
始め!