2018/09/11(火) 18:15〜19:00 キャスト[字] 大阪市の学力テスト成績問題…教員の給料が下がる!?吉村市長を直撃取材!
のはやはり人は誰でも嫌ですけど
それによって切磋琢磨が生まれ、
子どもの学力っていうのもやはり伸びていくっていう」
上田「先生方というのは、生徒で
あったりとか
学校であったりとかを選ぶという
ことができないですよね。
そうなった時に、先生方のモチベ
ーションを
上げられるのか上げられないのか。
非常に先生方では決めにくいとか、運に左右されませんか?」
市長「僕が言っているのは、
高い点数を取ることを目標とするんじゃなくて、
大事なのはやはり30点の子どもが3
5点になるように頑張る。
80点の子は85点になるように頑張
る。
この5点のアップを目指して行こう
と。
要はそれぞれの子どもを少しずつ
学力を底上げしていけるような、
そこの上げの努力をやはり先生は
すべきだし。
低い・厳しいところであっても、
そこを上げる先生は、僕は評価すべきだし。
学力の高いところに配属されても、
むしろそれを上げられないんだったら、僕は評価すべきじゃないっ
ていう考え方なんで。先生のモチ
ベーションには、
僕は直結しないというふうに思っ
てます」
上田「先生に対してある意味では
圧力がかかるわけですよね。
となると、その圧力というのが今
度は
子どもたち・生徒たちにかかって
くるんじゃないかと」
市長「最下位にある以上、
これを脱出して学力をつけていこうよということで、
みんなが頑張る。そりゃ頑張るこ
とはしんどいですよ。
でもそれをみんながやるっていう
ことが、
最終的にはその子どもの利益にな
ると思うから。
僕はそれは圧力というよりは、
頑張ることを辞めるべきじゃないと思うんですけどね。
上田「市長、来年もし最下位にな
ってしまったら、
もうボーナスいらんよとおっしゃ
いましたけど。
これは言い過ぎじゃないですか?
」
市長「うーん・・・まあでもやは
りこうやって
厳しいのを求めていこうと言うの
であれば、
やはり自分に対しても厳しくしな
きゃいけないと思いますんでね。
それくらいやらないと教育改革な
んかできないです」
上田「いや、その気持ちはね、子
どもを持つ親としては
とっても嬉しいんですけれども。
ただ市長が、トップがそれをしてしまうと、
それ以下の人間はもっともっと責
任を取っていかなきゃ
いけなくなってしまうっていうの
は・・・?」
市長「いやだから僕は教育長はじ
め
僕と同じようにしてくれなんか一
言も言ってないですからね。
これはもう僕が、政治家として言
ってることだから
親の目から見たら、
自分の子どもは学力上げようとするじゃないですか。
じゃあ何でそれが全体になった時
に、子どもの学力上げようと。
それを一生懸命やった先生を評価
しようって言ったら、みんなでウ
ワーってなるのかが、僕はわから
へん。自分の子どもだけ良かった
らいいんですか?そうじゃないで
しょっていうように思うんですけ
どね」
お話を聞いて、
どういうふうに思われましたか。
私は教育って、
そういう短期的な物差しではかる
べきじゃないと思っているんです
よ。
例えば今成績がよくない子供であ
っても、いい先生との出会いでそ
れがいつ花開くかわからないわけ
ですよ。
それは学校の先生がする教育とい
うのは、成績云々だけじゃなくて、
その後の人生を大きく左右するこ
とだから、短期的な成績だけで評