2018/09/11(火) 22:00〜22:54 ガイアの夜明け【フェリー 時代の波に乗る】[字]
航行するフェリーです。
マイカーで そのまま乗船する客も。
最近では ツアー客も増えています。
船内は 豪華な内装。
小倉さん夫妻が船旅を楽しんだのも この船です。
チェックインカウンターは このにぎわい。
この日は 満室です。
料金は 一般客として
仙台から苫小牧まで乗った場合[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
部屋によって
8,300円~4万7,500円まで。
1号エレベーターからの…。
接客もホテル並み。
階段の裏側から
お願いできますか。
はい すみません。
あっ はい こちら…。
23人のアテンダントが
客をもてなします。
これは 他社の倍。
専門誌の人気投票で太平洋フェリーの船は[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
26年連続 No.1。
豪華フェリーの先駆けとして[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
不動の人気を誇っていました。
しかし…。
(汽笛)
ここにきてライバルが 新たな船を続々と投入。
こちらは
フェリーさんふらわあが投入した[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
25年ぶりの新しい船 さつま。
5月にデビューしました。
内装が豪華なだけではありません。
中には こんなものも登場。
ペットと一緒に
泊まることができる部屋です。
フェリー各社が さまざまな戦略で
客を奪い合っているのです。
王座を守る立場の太平洋フェリー。
社長の志甫さんどう戦っていくのか?
船内のレストランを のぞいてみると…。
若者たちが舌鼓を打っているのは 牛肉ステーキ。
次々と たいらげていきます。
焼きたてのステーキは 人気No.1。
他にも 若い人や子どもには[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
ポテトやから揚げが人気です。
一方 年配客に聞いてみると…。
う~ん…。
こうした声は 飲食部門の
責任者にも 届いていました。
櫛田英貴さん 41歳。
見てみると…。
60代男性…。
辛辣な意見が並んでいました。
年配客の満足度を
いかに上げるかが[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
課題になっていたのです。
多いというのが実態ですので[外:8E5B873AC8E1BF84246B281B3548C2FF]
船内の厨房には
コック服に着替える櫛田さんの姿が。
櫛田さんは
長年 コックを務めてきた料理のプロ。
出航までの時間を使って[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
自ら 秋冬シーズンのメニュー作りに取り組んでいました。
この日の素材は もつ。
年配客を意識して塩味をベースにした[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
あっさり風味の もつ鍋です。
レモンを入れてさっぱりと。
早速 船内の調理スタッフと試食。
それは調整できるからいいんじゃないかな。
試行錯誤が続いていました。
港がある名古屋市。
魚市場に
櫛田さんの姿がありました。
肉だけでなく
魚介のメニューを加えようと[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
新たな食材を探しに来たのです。
目をつけたのは手のひらほどの大きな貝。
地元でとれる
大あさりと呼ばれている貝です。
肉厚で甘みがあるのが特徴。
船内の厨房に戻った櫛田さん。
すぐに大あさりの調理に
取りかかります。
麺つゆ。
塩分を考えて醤油ではなく 麺つゆで味付け。
それをオーブンへ。
230℃で7分焼きます。
完成したのは[外:8E5B873AC8E1BF84246B281B3548C2FF]
貝の旨みが楽しめるシンプルな一品です。
秋シーズンの到来を告げる9月1日。
新メニューお披露目の日がやってきました。
櫛田さん 自ら運びます。
客の反応が気になります。
すると…。
年配の女性が大あさりに手を伸ばしました。
すぐに おかわり。
今度は2個。
気に入ってくれたようです。
大あさりは 大好評。
厨房では