2018/09/11(火) 22:00〜22:54 ガイアの夜明け【フェリー 時代の波に乗る】[字]


櫛田さんが調理に大わらわ。
すみません
お待たせいたしました。
皿を置いたそばから

手が伸びます。
この日
250個以上を用意しましたが[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
飛ぶように なくなりました。
年配層の舌と心をどうつかむか。
No.1を守る戦いは続きます。


一方 こちらは愛媛と大阪を毎日運航する[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
四国のオレンジフェリー。
主力船の 「おれんじ8」はデビューから およそ20年。
老朽化が進んでいました。
客室には 昔ながらの大部屋も。
たたみ1畳分が1人のスペースです。
大阪まで8時間雑魚寝の船旅です。
年間の乗船客は減る一方。
最盛期の40万人から20万人に半減していました。
フェリー部門を取り仕切る[外:8E5B873AC8E1BF84246B281B3548C2FF]
瀬野さんは 創業家一族。
「おれんじ8」は[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
瀬野さんが設計段階から携わった船。
特別な思いがありました。
しかし 客足は遠のく一方。
決断を迫られていました。
(汽笛)
港に瀬野さんの姿がありました。
老朽化した 「おれんじ8」を[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
韓国の業者に
売ることにしたのです。
そして…。
瀬野さんが見つめる先には…。
切断!
3年がかりで造った新しいフェリーが完成したのです。
新たな主力船となる この船も[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
瀬野さん自ら設計に携わりました。
造るにあたって。
まず…。
423ある部屋は すべて個室。

これは フェリー業界初です。
最上級のロイヤルルームは
およそ30畳の広さです。
建造費は 80億円。
年商100億円のオレンジフェリーにとって[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
会社の命運を握る船です。
初出航を目前に控え準備が進む船内。
ところが 現場では
さざ波が立っていました。
80億円かけて
新たな主力船を完成させた[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
四国のオレンジフェリー。
新しいフェリーの就航まで1ヵ月。
20年ぶりの新型船で
客をどう増やすか。
営業会議が開かれました。
音頭をとるのはフェリー部門を取り仕切る[外:8E5B873AC8E1BF84246B281B3548C2FF]
実は ある課題を抱えていました。
利用する客のうち7割は地元 愛媛の人たち。
大阪の人は
3割にとどまっていたのです。
そのカギとなる
地元の人気スポットがありました。
しまなみ海道は
オレンジフェリーの拠点がある[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
愛媛の今治と
広島の尾道を[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
橋で結ぶ道路。
サイクリング客の聖地として人気が加速しているのです。
詰めかけるサイクリング客は

年間30万人以上。
新しい船をきっかけにして
関西のサイクリング客に[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
フェリーを
利用してもらおうというのです。
じゃあ まぁ 仮に1割とするか。
トップダウンで決まったサイクリング客 1万人計画。
その責任者に指名されたのが[外:8E5B873AC8E1BF84246B281B3548C2FF]
いきなりの大仕事がふってきました。
まずは しまなみ海道で[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
サイクリング客に聞き込みをすることに。
すると 多くのサイクリング客から
ある声が…。
メチャクチャありがたいですね。
交通機関に自転車を持ち込む場合[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
分解して専用の袋に
入れなければなりません。
分解するのは面倒なので[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
そのまま持ち込めないかというのです。
苅田さんが自転車を押して
やってきました。
そのまま 真新しい船内へ。
脱いでおこうか。
自転車をそのまま持ち込みたい
という客の声に どう応えるか。
実際に やってみます。
部屋ではあるものが用意されていました。
自転車のスタンドです。
実際に入れましょう。
個室なので