2018/09/12(水) 15:50〜17:53 ten.【ゲキ追X容疑者が逃走し一か月「留置管理」の問題点は?】[字]


留置担当者らは、
留置場で何をしていたのか。
部屋の点検はどのように行われていたかなど、
大阪府警に文書で回答を求めたが、
捜査にかかる事項や保安上を理由に、
回答を差し控えるなどとしている。
一方で、
プライバシーに関わるなどとして、
明らかにしないとしていた樋田容疑者の処遇と対応について、
読売テレビの取材に対し、きのう
になって、
こう答えた。
>>樋田容疑者は逮捕後から、
問題のある留置人として、
署長に報告し、
留置担当者で共有し、注意してい
た。
理由は自殺をほのめかす言動が認
められたから。
具体的なほのめかしの内容や、ど


ういう体制が敷かれていたかはい
えない。
>>問題の兆候はつかみながら、防げなかった逃走。
いち早い身柄の確保、そして、
再発防止のための徹底検証が大阪府警に求められている。
>>逃走から1か月です。
西田さん、
全く情報が更新されないというと
ころも不安ですよね。
>>私たち住んでいるのもだいぶ
離れているとはいえ、結構子ども
がね、毎日ニュースをチェックし
て、今どこにいる?
どこにいるっていって、なんかひ
そかになんか、遠いような、
でもちょっと怖いなっていう、
意識はずっと持っているので、やっぱり今後ないように、
なんかしっかり、かなりルーズな

のを見ると、
防げたのにと思うと。
>>思いますよね。
ここからは取材を担当しました、
横須賀記者です、よろしくお願いいたします。
>>よろしくお願いします。
>>とにかく今回、防げたのにと
いう話もありましたけど、
ずさんさが目立ちますよね。>>そうですね。
ずばり、いいたいと思うんですけ
れども、こちら。
留置場は、各警察署の急所ってい

われてまして、
捜査が攻めなら留置は守りなんで、
本当はすごく大事なところなんで
すよね。
管理運営もすごく難しくて、その
理由としては、刑務所とは違って
やはり、
まだ、
犯罪の疑いのある段階、取り調べを受けている段階なんで、当然、
懲役作業はないし、人権により配
慮しなければならない。
でも、
おとなしい人ばっかりが入ってくるわけではないので、すごい運営
が難しいということと、もう一つ、
人事異動が警察官は2、3年ほど
で変わっていくので、
専門に監視や管理をやっている人ばかりではないというところが挙
げられます。で、もう一つ、留置
場に関していえることがありまし
て、こちらです。
刑事など、希望部署への登竜門といわれていまして、
留置管理を希望する人はぶっちゃ
け多いわけではないので、
それを自制するためもあってです
ね、
例えば承認試験を受けて、希望の
部署、交通捜査をやりたいとか、
それから刑事になりたいとかって
いう前に、留置場を経験しておく
と、何に影響するかというと、や

っぱり意識ですね。
ここできちんと管理して仕事をし
ないと、希望の部署いけないので、
こういう登竜門といういわれ方を
している場合もあります。
>>ということは、ミスが許され
ない現場であるにもかかわらず、
増田さん、この気の緩みというの
が、常態化していたようにも見え
るわけなんですよね。
>>しかも要注意人物とマークしていた人物でこんだけ緩いんです
から、じゃ、ほかの人にはどんだ
け、さらに緩いのかって思います
し、
そのときに担当していた人が、言うたらキャリア的に浅い人なのか、
どういう人なのかというのも、発
表されてないわけですよね。
>>そうなんです。
そこはもう保安上を理由などとして言わない。
言わないと。