豆腐屋さんで、
息子さんが
この跡継いでという感じの
お店なんですが、
おいしくて
結構、有名なんです、
このお店。
◆手づくりのお豆腐屋さんとは思
えないような
店構えで。
◆２階に上がると、
ちょっと広いスペースがあって、

そこでご飯も食べたり。
◆イートイン？
◆おしゃれなね。
お二人ですよ、若くしておしゃれ
なお二人ですが、
プロポーズの言葉がございます。
お父さんがお母さんに何と言ったかというね。
◆お嫁に来てほしいからな。
朝、早いし。
◆言っても大変です、豆腐屋さん
というと。
◆大変やと聞きましたよ、
跡継ぐときは。◆さあ、わかりますでしょうか。
プロポーズ、リンゴさん。
◆これしかないと思うんですけど、
お父さんがお母さんに店をスナッ
クと同じように
夜からあける？


◆夜から。◆豆腐屋さん、
夜ご飯に間に合う豆腐屋。
◆夜ご飯に間に合う…。
◆朝を捨てた？
◆朝はもう捨てる。
◆逆にないですね。
◆おまえのために。
◆そう、おまえのために。
朝のみそ汁に豆腐は要らんと。
夜ご飯に出す豆腐を…。
これはすばらしい答えですね。
違います。
朝は朝です。
そういうことです。
◆だって早いやん。
◆いえいえ、スナックみたいに
夜から、あきません。
◆スナックの前に売りに行くとか。
◆円さん、いかがでしょうか。◆プロポーズですから、一生に一
度、真面目に、ストレートにやっ
ぱり言ったと思うんですよ。
だから僕は、君と結婚したいと。
結婚して
これから一緒に生活するんだろう
けど、
いろいろあるやろと。
夫婦げんかもあるだろうと。
そんなときでも僕は、
オカラないから。
◆…ん？

◆で、夫婦げんかになっても、僕のほうから、
木綿なさいと。
そういうことで、いつまでも、大豆にするよと…。
いかがでよろしいでしょうか。
◆すごい！◆君は少々のことがあっても、
僕は、全然、絹こさないから…。
ほかに何かありますか？◆とりこし…、絹こしやでとか言
うとかね。
ごめんね？
何を言うてるんですか。
◆ありがとうございます。
◆円さん、それは金曜日にしてく
ださい。
銀シャリがいてますから。
◆そうですね。
ちょっと曜日間違えました。
◆あした、またよろしくお願いし
ます。
◆あした、お楽しみに！
◆ありがとうございました。
お豆腐屋さんの一席お聞きいただ
きました。
さあ、座長、いかがでしょうか。◆これは、簡単やと思います。
朝も早いし、ほんま何もせんでえ
えから、
そんなん、
何も、朝もゆっくり起きてくれてええから。
でもそのかわり、この豆腐を食べ
たらな、
めちゃくちゃきれいになるし、

ほんで健康になるしなっていう、
ちょっと豆腐詐欺まがいなことを
した。
◆豆腐詐欺！
◆豆腐詐欺、
藍ちゃん、ええとこというか、
もうほぼ答えが出ました。
豆腐詐欺じゃないですけど、
ええ答えが出ました。
どうしましょう？