非常に冷え込みが厳しくなっています。
皆さん、避難生活からの疲労感は
もちろんのこと、体調面でも苦労
を強いられています。
地震発生１週間となった発生時刻の午前３時７分には、
２４時間態勢で支援活動を行って
いる自衛隊の方々が黙とうを。
そしてきょう正午には、
大きなサイレンが町じゅうに鳴り響きまして、住民の皆さんが鎮魂
の祈りをささげました。


さて、
私が今いますこちら、吉野地区な
んですが、
この吉野地区だけで、
土砂崩れに巻き込まれるなどして、
１９人の方が亡くなりました。

その土砂崩れと言いましても、一つ今、
見えています、
大きな土砂崩れが起きただけではないんです。
左のほう、ずっと見ていきますと、
一部分ですね、
土砂崩れ、起きていない部分はあ
るにせよ、左に行くと、
また土砂崩れが起きている。
このような状況が、
数キロメートルにもわたって起き
ていまして、
大小いくつもの土砂崩れがこの地
区を襲いました。
自衛隊の方々が現在、
懸命に復旧活動を行っているんですが、
道路の復旧のメドは全く立ってい
ないということなんです。
また、けさ、私、
ある一人の町民の方にお話を伺いました。
この厚真町全体としては、
３６人の方がお亡くなりになられたんですが、そのうち３０人が、
ご友人であったり、知人であると
いうことなんです。
どういうことかといいますと、こ

の厚真町、
お米の栽培であったり、
農業が非常に盛んでして、皆さん、横のつながり、
協力し合って農業を営んでらっし
ゃるということなんです。
ですので、生活の再建、
見通しが立っていないことに、
不安はもちろんなんですけれども、
多くのご友人、
お仲間を亡くされた深い悲しみに
１週間たった今も包まれています。
＞＞台風２１号により、
閉鎖が続いていた関西空港の第１ターミナルは、
あすから一部再開されることが決
まりました。
関西空港には堀記者がいます。
堀さん。
＞＞関西空港第１ターミナル４階
にある、
国際線出発フロアです。
こちらでは、
各航空会社のチェックインカウン
ターが集まっていまして、
あすの運航再開に向け、けさから
スタッフの方々が設備の点検など、
準備作業を行っていました。
空港を運営する関西エアポートは、
午後３時４５分から会見を開き、
あすから第１ターミナルでの国際線、
国内線の再開を発表しました。

＞＞明日よりの、
ターミナル１、南エリアを再開で
きることになりましたので、
皆様にご報告申し上げます。
＞＞関西空港では、
先週金曜日から第２ターミナルで、
ピーチなどの一部の便が再開しましたが、
こちらの第１ターミナルと、
閉鎖されていた滑走路の運用を再開します。
第１ターミナルでは、
あす朝から、
国際線は２９の航空会社が出発、
到着、
合わせて９８便、
国内線は６社３８便が運航する予定です。
ただ、
ターミナル北半分の搭乗ゲートなどでは今も停電が続いているため、
あすは南半分を使っての運用とな
ります。
ターミナル内では、
停電で止まっていたエアコンやエレベーターなども復旧し、
あすの再開に向けて、準備が急ピ
ッチで行われています。
コンビニや土産物販売店では、
従業員が朝から商品の入れ替えや、
土産物の賞味期限の確認などを行
っています。
＞＞非常に再開できるっていうの
は、うれしいかぎりですね。
再開に向けて、