（半次郎）幕府に決まっちょっ。
ほうじゃ。
ほうじゃ！幕府に決まっちょっ。
（ざわめき）

もうええ！
あの人はな
この窮屈な世の中を変えて→
ただ
商いがしたかっただけなんや。→
船で世界の海を


旅したかっただけなんや！
何で殺されなあかんのえ！？
なあ　西郷はん…→
答えとくれやす。
あんお人は　新しか時代になくてはならん　お人じゃった。
じゃっどん　おいが守れんかった。
すんもはん。
♪♪～
お龍さぁ。
おはんの身も危なか
しばらく　ここにいてくいやい。
何が新しい時代や。
こんな事になるなら…→
そんなもん来んでええ！
兄さぁ。
♪♪「よいじゃないか
ええじゃないか　ええじゃないか」
お龍さぁ！
兄さぁ。
兄さぁ　戻らんにゃ危なか。
兄さぁの命を狙っちょっ者もおっとじゃ。　兄さぁ！
♪♪「ええじゃないか
ええじゃないか」
♪♪「よいじゃないか
ええじゃないか　ええじゃないか」
♪♪「よいじゃないか
ええじゃないか　ええじゃないか」
♪♪「よいじゃないか
ええじゃないか　ええじゃないか」
♪♪「よいじゃないか

ええじゃないか　ええじゃないか」
♪♪「よいじゃないか
ええじゃないか　ええじゃないか」
あとは　おいがやっときもす。
おう　頼んど。
　回想　
（龍）何が新しい時代や。
こんな事になるなら…→
そんなもん来んでええ！
入りもす。
まずは江戸に下って浪士を５００人ほど集めろ。
どの藩の出かは　どこでんよか。
ほいで　市中の商家を襲って火をかけろ。
できるだけ大きか所にせえ。
小さか所じゃ焼けると潰れてしまうでの。
そん時　こいが一番肝心じゃが…→
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩の仕業じゃち分かるようにすっとじゃ。
連中を怒らせれば　そいでよか。
≪できるか？≪はっ。
≪ほいなら朝一番で発て。　よかな。
＜大政奉還により村を出る事を許された岩倉は→
５年ぶりに京へやって来ました＞
（岩倉）都は　ええなぁ。
これで　[外:4C84BD1AF930BE3E0FDC14944B01867D]園のべっぴんさんでも
そろとったらなぁ。
どや　これで町なかへ繰り出すか？
冗談や！
まろかて　坂本龍馬の
二の舞になんの　堪忍や。
岩倉様　いま一度　我らと共に→

危うき橋をお渡り頂きとうございもす。
今度は　何や？
天子様に働きかけ幕府の廃絶を宣言して頂きもす。
せやけど　禁裏は
幕府の連中が囲んどるやろ。
御所を警護している
会津と桑名を追い払い→
慶喜はもちろん
幕府びいきのお公家衆を→
御所に近づけぬようにします。
ほんまか。
慶喜を　丸裸にするのです。
（容保）ご無礼致しまする。
（慶喜）どうした？　騒々しい。
（容保）御所が[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩に囲まれました。何だと？
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩の後に続いて　越前　芸州
土佐の兵も加わっているとの事。
越前　土佐も加わっておるのか？
（容保）はい。
＜慶応３年１２月９日。→
吉之助たちは御所を占拠する計画を実行し→
周囲の門は
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩　土佐　越前　芸州→
尾張の兵で固められました＞
（半次郎）公家門が手薄じゃ！備えは尽くせい！（一同）はっ！
吉之助さぁ！
一蔵どん。
いよいよじゃ。
そっちは任せたど。
おはんら！