2018/09/16(日) 21:00〜21:50 NHKスペシャル 秘島探検 東京ロストワールド 第1集「南硫黄島」[字]


すげえ。
カニがつかんでいたのは…→
鳥だ。
どうやら
鳥の死骸を食べているようだ。
人間が立ち入れない この島には→

最大のライバルとなるネズミがいない。
そのかわりに
カニが陸の王者として→
君臨しているのだ。
世界的にも珍しい→
いわば 登山ガニが
誕生していた。
環境の変化は 生き物たちの
姿形まで変えていく。
すごい事になってる?
新種発見が期待される昆虫のわな。
何か入ったらしい。
大量の虫が入っていた。
昆虫担当の森にさえ→
すぐには分からない虫たちだという。
次々と見つかる珍しい虫。
捕まえていくうちに大発見があった。
標高が高くなるにつれて→
オスの体が 大きくなっている事に気付いたのだ。
この島では 標高が高いほど
ゾウムシの食べ物が豊富だ。
そのため 高い所では数が増え
オス同士の争いが激しくなる。
その影響でゾウムシは


標高によって→
別々の道へ
進化を始めているという。
新種の可能性がある生き物が
次々と見つかっていく。
これまでに
南硫黄島で見つかった生き物は→
およそ400種類。
これらは劇的な進化の真っ最中なのだ。
生き物たちは
新たな環境へ果敢に乗り出し→
生き方を変えていく。
雲霧林の更に奥へ踏み入る調査隊。
進化学者の千葉は
ある生き物を探していた。
それは 10年前の調査で
千葉自身が新種として発見した→
神秘的な生き物。
枝の上を住みかとしていた事から木の精霊にちなみ→
コダマと名付けた。
コダマこそ人類の誕生にもつながる→
壮大な進化の謎を解く
手がかりになるという。
10年越しの恋人を求めて
道なき道を 一日中 歩き続ける。
この日は 感動の再会は
おあずけとなった。
どこにいる。
早朝のベースキャンプ。
昨日 無理をした千葉は

食が進まない。
日焼けもひどい。
調査に夢中になり過ぎる千葉は→
年下の仲間から
しょっちゅう 小言をもらう。
大丈夫じゃないじゃないですか!
大丈夫じゃないと思いますよ→
確かに。 これ 大丈夫じゃないと。
危機管理が全然なってない。
この日 コダマとの再会を目指す
千葉たちは→
山頂へのアタックを
始めようとしていた。
今回の調査では
最先端の技術を駆使した→
大きな発見もありました。
このドローン特別な許可を得て 改造を施し→
山の頂上 高度1,000mまで 一気に
上昇できるようになりました。
♪♪~
操縦するのはドローンパイロットの…
人が近づく事のできない場所を
徹底的に調べていきます。
崖の上の森を調べている時
点々と白いものを見つけました。
近づいてみます。
あっ 鳥です!
ドローンが見つけたのは…
その名のとおり赤い足を持つ海鳥です。
日本では

どこにも巣が見つからず→
生態もよく分かっていない
謎の鳥だといいます。
もしかしたら
ここに巣があるかも。
本当に ここが巣なのか?
もしそうなら 大発見です。
川上さんの要望に応え
更に近づいていくと…。
あっ お~ お~。