2018/09/17(月) 13:05〜14:00 NHKスペシャル「メガヒットの秘密〜20年目のB’z〜 2018アンコール」[字]
シェーンが何となく始まるじゃない。あれ 頭って何か→
打つか何か
どうしようか 切り際。
♪♪~
ライブの客が盛り上がるようにイントロの小節数を増やしたり→
テンポを変えたりする。
ライブに満足した客はまた 次のライブに来てくれる。
B’zは こうして
固定ファンを拡大してきた。
♪♪~
松本の相次ぐ変更に周りが ついていけなくなった。
…って言うか 合ってない。
松本はメンバーの集中力が切れたと判断。
この日の練習を終わりにした。
今日はね 僕 やりながら思ってたんですけど→
ちょっと みんな
疲れてきてるから バラバラだから→
1日ぐらい
休んだ方がいいかもしれない。
みんなも やりたいことあるでしょ
多分 各セクション セクションで。
ホテルで ゆっくり
個人的な練習したいですね。
何かもう バラバラでしたね
今日は ホントに。
だいぶ
外国人チームも お疲れだと思う。
向こうもそうだし→
ここで聴いてるモニターも結構ムチャクチャだったし 最後の音。
耳が痛くなっちゃいました。
(一同)お疲れさまでした。
♪♪~
翌日 全員に休みを言い渡した 松本。
自分は ホテルにこもり
朝から ギターを練習していた。
♪♪~
リハーサルの録音とメモを基に全体の音をチェック。
昼食は カップめんで済まし
作業は 8時間続いた。
♪♪~
自分の感覚がOKを出すまで妥協しない。
その姿勢は
ライブでも レコーディングでも変わらない。
6月 松本は 録音スタジオにいた。
ギターソロを即興で演奏し→
うまくいったと思えるものを
OKテークとする。
♪♪~
八小節 20秒のソロで納得のいくフレーズを探していた。
♪♪~
あと ケツのアコギだけやっちゃおうかな。
1か月後の7月。
松本は 再び スタジオを訪れた。
あの八小節を やり直すためだ。
♪♪~
ちょっと聴かせて。
♪♪~
終わりが もうひとつだな。
松本が悩んでいるのは 何なのか?
前のも… まあ そうだね。
最終的に 五小節目と六小節目だけを弾き直した。
♪♪~
どんな違いがあるのか。6月と7月の録音を比べてみよう。
まず 6月。
♪♪~
次に 7月。
♪♪~
もう一度。
♪♪~
松本は このわずか5秒の部分が
1か月間 気になっていた。
しかし この7月のテークにも
満足しなかった。
一体 何が不満だったのか。
6月と7月のテークを聴いてもらった。
♪♪~
いずれにせよよくないんだよ 全部。
それは やっぱり
感覚の問題かな?
細かいニュアンスなんですよ
僕が こだわってるのは。
聴いてる人は ほとんど
分からないかもしれないけども→
とにかく 自分が納得するものを
OKテークにしておけば→
これは 製品になっても
絶対問題ないだろうなという→
職人のこだわりだね。
ほとんど その辺は。
何度も とり直しを重ね
最終的に発表した曲は→
全く違ったフレーズになっていた。
♪♪~
♪♪~
松本のミュージシャンとしての ぜいたく。このスタジオを自由に使って→
とことん納得するまで
音楽を作る。
その作業から
多くのヒット曲が生まれた。
(松本)