2018/09/17(月) 13:05〜14:00 NHKスペシャル「メガヒットの秘密〜20年目のB’z〜 2018アンコール」[字]
やっぱり 一番 変わったのは→
音楽環境に お金を
すごい使えるようになったこと。
これは やっぱり大きいですよ。
これは 売れてることの強みだね。
いろんなことに トライできるし
スタジオなんかでやっても→
いろいろ 時間がかかれば その分
お金も掛かっていくわけでしょう。
楽器も充実したし
スタジオもあるじゃないですか。
だから 自由に 自分たちが
音楽作りに没頭できる環境に→
投資できるようになった。 これは
やっぱり 一番大きいですね。
♪♪「願いよかなえ いつの日か
そうなるように生きてゆけ」
B’zの音楽を支えるもの。
それは 松本のギターと稲葉の伸びのある高音だ。
♪♪「DON’T LEAVE ME」
BABY BABY BABY BABY~!
♪♪~
のどには 負担が掛かる。
ちょっと 気休めで。
真夏だというのにステージには 加湿器が4台。
更に のどの炎症を抑えるという
温かいハーブティー。
(スタッフ)いいですか? 次いっても。
いこう。
リハーサルの合間を縫って たびたび
医療用の吸入器に向かう。
だから ホントは そんなに…
例えば 5回やれっていうのを→
3回でもいいのかもしれないけど。
念を入れがちになっちゃうんですね。
ツアー中だけ。
稲葉が 人一倍 のどに気を遣うようになったのには→
訳がある。
一度 すごく もう駄目になった時というか→
声が出なくなった時があって…。
声帯ってのは きれいに閉じないと声が出ないんですけども→
ここ 隙間が開くと いわゆる
かれてる状態になるんですけど→
そこに 水ぶくれみたいなものが
出来て…。
ポリープとは違うんですけども。
それのせいで全く 裏声も何も出なくなって→
手術をしたんですけども→
それが 2004年の頭ですね。1月ですね。
…で その術後の経過を
見ることもあって→
定期的には 検査をして
話を聞くようになりましたね。
これは 担当の医師が 毎月
のどの状態を書き留めたメモ。
稲葉は 歌った後 すべての音域が
かすれると訴えている。
のどを乾燥させないように
湿度は 50%以上に保つこと→
というのが
医師からの指示だった。
稲葉は 真夏でも
控え室のエアコンは使わない。
更に 廊下からの冷気を防ぐため
ドアに目張りをする。
(聞き手)上に洗濯物が
すごい掛かってる。
気遣うのは のどだけではない。
デビューから20年たった 今でも→
ライブでは ステージの上を
激しく動き回る。
リハーサルやツアーでは 専属のトレーナーを
常に同行させている。
♪♪「飛びだしゃいい
泣き出しそうな 心を蹴って」
♪♪「旅すりゃいい 僕はさまよう
蒼い弾丸」
テーマは いかに衰える速度を
遅らせるかというところなので。
でも 自分の中では
去年や おととしより→
今年の方が動けているとかって
そういうふうな感覚もあるし。
ただ 動いたら 動いた分
確かに 疲れはしますね。
日によっては もう シャワーも
立って浴びられない時もあるので。
稲葉は 体調管理も徹底している。
胃腸を冷やさないように夏でも よく食べるのは 鍋。
ツアーが続く8か月間 ビールは飲まず
お茶にも 氷は入れない。
今 パッと思いつくのは
ストイックっていうことかな。→
やっぱり B’zのボーカルとしての
自覚がすごいよね。
のどの管理だとか 体の…
体力の維持だとかね→
あれは 普通の努力のしかたでは
無理だと思うね。→
あまり 彼は