2018/09/17(月) 13:05〜14:00 NHKスペシャル「メガヒットの秘密〜20年目のB’z〜 2018アンコール」[字]


口数多い方じゃないから→
そういうこと
いちいち言わないけどさ。→
見えない所で すごい
頑張ってるんじゃないですか→
きっと。
今回の20周年ライブでは2人のデビュー曲も演奏する。
20年前 松本が使っていたギター。

B’zを結成するまで 松本はプロのギタリストとして→
さまざまなミュージシャンのバックで
演奏していた。
自分の作った音楽で勝負したい。
そこへ現れたのが 大学を卒業してアマチュアバンドで歌っていた稲葉だった。
♪♪~
はい。
clap your hands!
デビュー当時 バックの音はカラオケ。
今回のライブでは
そのころと同じように→
2人だけで演奏する。


♪♪「夢見ごこちの easy time」
♪♪「いつものようにおまえが
しゃしゃりでてきた」
初めてのライブの映像。
全国を回って ライブを積み重ねた。
カラオケをバックに演奏する
2人だけのロックバンド。
ほかのバンドとは異なるスタイルだったが
松本は ある確信を持っていた。
ちょうど バンドブームで…。
逆に 2人って 「2人では音出せないじゃん」みたいな。
ベースもドラムもいないんだしさ。
時代に逆行してたもんね。
でも それが 何かこう
逆行じゃなかったんですね。
例えば 決まったドラマーが
いたりすると→
B’zって ものすごい ジャンルの幅…
基本 ハードロックと言いながらも→
割といろんなこと
やるじゃないですか。 その時に→
やっぱ ハードロック一辺倒のドラマーだと→
こういう曲は俺は やりたくないよとかさ→
レコーディングしても クオリティーが→
下がっちゃったりとかっていうことあるじゃないですか。
そういうのは ないもんね。
2人で曲と詞を分担して作品を作り続けた 松本と稲葉。
今回のライブでは 新曲も演奏する。
♪♪~
♪♪「雨上がりの道路

また歩き出した時」
♪♪「橋のむこうに 虹が出たんだ
ならんで見たのはいつ?」
この作品が出来上がるまでには→
松本の曲と稲葉の詞が ぶつかり合う→
B’zならではの
創作風景があった。
♪♪「ふたり 何のためらいも
不安もなくて」
3月。 まず 松本が作ってきた曲を
稲葉に聴かせる。
詞の内容について
松本からの注文は一切ない。
この時点では ラブソングにするのか→
メッセージソングにするのかも決まっていない。
稲葉は 自由にイメージを膨らませて
詞を考えていく。
この時の創作ノートを
見せてもらった。
一番 基のは
この辺に入ってたやつかな。
「グローリーデイズ」って書いてあるから
これでしょ。
後から読むと
ちょっと読めないんですけど…。
「you are the best」
と書いてあります。
多分 これが ある意味のテーマで
やってたんだと思いますね。
稲葉は どのようにして

松本のメロディーから→
歌詞を紡ぎだすのか。
す~っとは 何か出てこないんですけれども→
単純に 例えば
風景が浮かんだりとか…。
その風景の中にいる人が
浮かんできたりとか。
それは 男の子が集団でいるのか→
男の人が一人で 女の人が一人で一緒に歩いているのか。
それとも 女の人が一人で
何かを考えながら歩いてるとか。
いろんなシチュエーションがありますよね。
そういうのがだんだん 浮かんできて…。
最初の歌入れ。
ある部分で 試行錯誤が始まった。
♪♪「こんな僕に がまん強く」
♪♪「Glory Days」
「つきあってくれたね」という
歌詞で 行き詰まる稲葉。
♪♪「つきあってくれたね」か。