買ったという。
チームの大ファンだという彼女。
自然と会話が弾んだ。
帰り際
少女は泣きながら　こう言った。
何か　そんな感動してもらえると…
っていう経験を→
させてもらいましたね。
石田さんは気が付いた。
チアリーダーの役割は
スタジアムで踊る事だけじゃない。
っていうふうに感じました。
自分から笑顔で声をかけたりとか何か助けが必要な人のところに→
寄り添ってあげるとかっていう

存在なのかなっていうふうに→
思いましたね。
この日から　石田さんは前向きに活動に取り組んだ。
時には　足を踏み入れるのを
ためらうような貧しい地区まで…。
あらゆる人たちと出会い続けた。


３年の活動を終え帰国した石田さん。
現在は　東京・世田谷で
チアダンスの教室を開いている。
ワン　ツー　スリー　フォー
ワン　ツー　スリー　フォー！
メンバーの中で…
それを　真紀先生に言われているようじゃ…
イエス！
モットーは　うまく踊る事よりもリーダーになる事。
商店街のイベントに招かれ
ダンスを披露したあとは…。
必ず　お店の手伝い。
あ～　なるほどね。すばらしいな。
私だから　教えられるのって
ＮＦＬで学んだ地域活動を→
社会に　社会活動に　どんどん
参加するっていう事なので→
今教えてる子どもたちも
やっぱり…
…っていう思いで指導をしてます。
育てるのは　人と人とをつなぐ地域のリーダー。
それが　チアリーディングの本場
アメリカで学んだ→
最も大事な精神だ。
へえ～。ちょっと知らない世界なので→
何か　ちょっと　うん…
びっくりしました。
まず　入るのが
そんなに大変だっていう。
もう　６年ぐらい落ちていて…

なかなか受からなくって→
毎年　やっぱり　５００人ぐらいの
女の子たちが受けに来て…。
すごい人気の職業なんですね。
そうですね。
一回　受かったからって
そのまま２年目　３年目が→
できる訳じゃなくって　また…
また　一からオーディションなんですか。
そうなんですよ。
だから　おんなじ事をやってたら→
いくらでも代わりはいるし
あなたは…
…っていうのを　毎年
見せていかなきゃいけないので。
うわっ　厳しい。
石田さんが先ほど気付かれた地域と…→
地域を応援するサポーターだ
っていうのは→
そういう教えは　先生とか周りから
あるんですか？
チームとして　やっぱり常に
チームの看板をしょっている→
という事を　みんな最初の時に
集められた時に→
「あなたたちは選ばれた人です」と。
やっぱり…
一挙手一投足が見られてる
っていう事は言われてたので→
自分で考えて　「あっ　これは

地域にとって　チームにとって→
いい事かな」っていう事は
どんどん発信して→
みんなで　「どう思う？」って
相談しながら　やっていきました。
めちゃくちゃ
いいじゃないですか。すばらしい。
改めて　じゃあ　石田さんにとって
チアの魅力というか。
チアリーダー。
それは　もう→
どこでも　いいんですよね。
学校でも　家でも。
もう本当に　先ほども
ジャパンポンポンさんもいましたし→
ＳＨＯＣＫＥＲＳの人もいて→
本当に女の子だけのものではなくって→
年齢も関係なく…
本当に　みんながみんなリーダーであり→
チアリーダーであってほしいな