2018/09/18(火) 18:15〜19:00 キャスト[字]ストロー廃止しても微細プラスチックはなくならない▽大阪スイマー五輪へ!
理場でいろんな適切な処理がされ
ています。
これぐらいの大きさの物で
あると99.6%程度取れている
というような結果がでてまして、
ある程度は処理ができているとい
うのが
実際なんですが、知らない間に道
路の上に廃棄されてしまったよう
なものが、
雨がふった時にながれまして、そういったものが川を通じて環境中
にいきまして、
下水処理場の効果得ることは難しい。」
上田「つまり下水処理場というポ
イントを通らないで行ってしまう
と。」
田中「はい」
これが海に流れるとどんな影響が
あるのか、
プラスチックは、元々化学物質が
くっつきやすい性質なんだそうで
す。
それを魚が食べ、またそれを人間が食べてしまうと、
プラスチック自体は排泄されても
化学物質は体内に残る可能性があるんです。
こうした悪循環が、生態系に
どんな影響を及ぼすのかはまだ研究段階ですが、
なんだか良くなさそうですよね。
コレに対して、企業は…
田中「こういったものに関しては
2016年に日本の企業の中で
自主規制をおこなってなるべく使
わないようにしようということが
進められていまして、
排出側も減らしていくということも大事になってくる
と思います。」
例えば、ロート製薬の洗顔料「オキシー」は
以前「マイクロビース」として「
ポリエチレン」を使っていました
が
2016年に自然分解される「シリカ」に変更。
また、化粧品にもかつて使われて
いました。
花王のホームページによると
ごく一部の洗い流すプレステージ化粧品、
海外で販売している全身洗浄料の
ごく一部には
マイクロプラスチックビーズに該
当する成分を
使用していましたが2016年末まで
に全て代替素材に切り替えました。
と、大手企業では自主規制が広が
っています。
では、消費者である私たちはどう
したらいいのでしょうか?
以前は化粧品であるとか、
歯磨き粉であるとかに
ああいう小さいプラスチックが入
っていたんすね。
化学物質を吸着すること、
魚も食べることというのも、正直あんまり知らなかったので、
こういう事をもっと教えてほしい
と思いました。
大きなプラスチックごみというの
は、目に見えますから、
どういうふうに処理するかわかり
ますが、
以前琴引浜に行ったときに、
本当に目に見えるか見えないかの発泡スチロールの破片とかがいっ
ぱいあるんですよね。
さらに小さいもともとの製品に入
っているものがある。
これはほとんど、流れ出てしまったら、
防ぎようがありませんからね。
企業は、2016年にその問題に気づいて、
どんどん切りかえていってるんで
すが、
国の対応はどうか。
環境省です。
海岸漂着物処理推進法というもの
が
今年の6月に改正されました。
その中身は…
頑張ってねというのを
今年の6月に改正しているんですね。
もう一つ、
分解されるプラスチックと言われるものですが、
これをつくる研究する企業や
大学には、国から
来年度からは補助金を出しますよ
と。
もちろんこれは、
つくるんじゃなくて、
技術開発に取り組むだけでも、
補助金を出しますよと。
企業のほうは2年前からやってい
る。
一方で国は、
やっと今年の6月に法律改正と。
遅いと思います。