2018/09/18(火) 23:55〜00:40 ブラタモリ「#111 鳥取砂丘」[解][字][再]


え~?
(アラーム)
何かがあるんです。 じゃ 林田さんこれ何メートルくらいか→
覚えといて下さい。 ここ。
あっ 29m40。
砂丘の地下にあるものとは
一体 何でしょう?
その答えが分かる場所まで

下りてきました。
ちょっと ここは いつもは…
おっ!
あれ? 水が…。
砂丘に水があるんですか?
(河合)あるんです。
砂丘の地下から出てくる 湧き水。
そう これこそが 鳥取砂丘の
もう1つの魅力なんです。
これ 下は。
砂ですよね。→
だいぶ深くまでいっても 砂。


砂ですね。
わあ 冷たい。
冷たいですね。
ここ 出てますね。
出てますね。→
その辺も。
この辺も出てますね。(河合)1か所じゃなくて→
実は この周りじゅう全部から
しみ出して 大体…
そんなに湧いてるの。
大正解です。
(河合)こういう「オアシス」と
呼ばれるような湧き水の…→
つくり上げるんです。
砂丘に降った雨は砂にしみこみ→
火山灰の層に
ぶつかります。
火山灰の層は水を通しにくいため
砂丘の外に湧き出てきます。
先ほど
地下29mにあったのは→
まさに
この地下水だったんです。
タモリさんが砂丘の真ん中で
見つけた巨大なオアシスも→
こうして生まれたものでした。
おっと~気付いちゃいましたね。
タモリさん せっかくですから…。
その葉っぱ ワサビですよね。
ワサビですね。

おぉ~。
こういう…。
あっ。
ちょっと ペロッと。
なめてみて下さい。
結構辛いんですよ。 その程度で。
おっ。
ワサビは本来 繊細で
温度変化に弱い植物です。
でも 砂丘の湧き水の水温は
一年中15度で一定しているので→
育つ事ができるんです。
う~ん。
こうした砂丘の湧き水の性質を→
実際の生活にも生かしている人がいます。
ちょっと見せてもらいましょう。
こんにちは。こんにちは。
おじゃまします。
こちらの住民の奥田さん。小さい頃から→
ここで生まれ育った。
あ~ そうなんですか。
昭和15年です。
へえ~。
そこから ずっと
ここです。ほぉ~。
生まれた… ここで。
水を使ってらっしゃると。
失礼しま~す。
(河合)こちらが…。台所ですね。
はぁ~。

へえ~。じゃあ 洗い物とかする時も→
冬は温かく感じる?
そうそうそう。
バッチシ。
すごいで。(笑い声)
ありがとうございました。
いえいえいえ。
ありがとうございました。
砂地にもかかわらず水という恵みがあった事。
だからこそ鳥取砂丘は
暮らしの場としても→
人をひきつける事が
できたんですねぇ。
再び 乾燥地研究センターの中に
戻ってきたタモリさん。
更に 砂丘の謎を探ります。
今 奥田さんちでご覧頂いたように…
うん。
実は 鳥取砂丘には江戸時代から開発の手が入り→
農地や住宅地に