2018/09/18(火) 23:55〜00:40 ブラタモリ「#111 鳥取砂丘」[解][字][再]


御身洗の池といいますね。
(小玉)淡水の池がありましたよね。
それが…。
残ってるんですか?
(小玉)今も残っております。
ほぉ~。
♪♪~
(小玉)
ちょうどいいタイミングで鳴りましたね。♪♪~
(小玉)
まあ 手を清めてから…。♪♪~
これは何ですか?

(小玉)ちょうど たまたま今…。
♪♪~
シロウサギが体を洗ったと言われる この池→
実は ただの池じゃないんです。
別名は「不増不減の池」。
一体どういう事なんでしょう?
(小玉)ちっちゃい池ですので当然 雨が降れば…。
増えるはずですよね。
なぜなんでしょうね…。
まずは 池の水が減らない理由を
確認しましょう。
(小玉)タモリさん ここぐらいで
見てもらった方がいいかも…。
あ~ 出てますね。
(小玉)ここだけじゃないんですけどもこの… 流れ込むっていう。
で タモリさん これ何ですか?
それは何ですか?そこら辺にもコロコロと落ちてますね。
石ですね。


ちょっと…これ 白い斑点が見えますね。
結晶が。
ほぉ~。
あ~ すばらしい。
安山岩です。安山岩ですか。
へえ~。
そう。 実は この池→
池の底まで 水を下に通さない
安山岩の層が続いているんです。
しかも 水は常に一定量が
流れ込んでいるので減りません。
これが「不減」の理由です。
でも 水が入り続けるとあふれるはずですよねぇ?
それなのに水面の高さは
いつも一定で「不増」なんです。
なぜなんでしょう?
(小玉)そこです!そこ どうでしょうか?
なんか こう…
ちょっと そこから こう…
ちょうど なんか
その辺の所に層があって→
そこから
水が逃げてんじゃないですかね。
すばらしいですね。 はい!
そう! 水が増えないのは→
池の外に流れ出ている場所が
あるからなんです。
探してみましょう!
こっちと違うよね。(小玉)はい どう違いますかね?
(小玉)あ~ 切り込んでますね。

どうですか 左の方は…?こっちは違いますよね。
こっちは そのまま。
(小玉)さっき見てきた泥っぽくないですか?
こっち側と こっち側…
まだ これは…
うわぁ… そうです。
まだ砂丘なんだ。そうです 砂丘なんです。
という事は そこから出るんだよね
こっち側から。 砂だから。
そうです。
その辺だ。
そう!
タモリさんも気付いたように→
右側の岸の上の方だけが→
水が池の外に漏れる砂丘になっていたんです。
水は いくら増えても
砂丘の方にしみ出し→
あふれる事はありません。
「イナバノシロウサギ」の神話につながる神秘の池。
それは 「鳥取砂丘のキワ」が
生み出したものだったんですねぇ。
なるほどね。
へえ~。
(小玉)そうですか
ちゃんとしてますか。
見る者を圧倒する 起伏。
暮らしを支える 湧き水。
神話につながる 不思議な池。
その全てが 砂の生み出した恵み。
魅力の源だったんですね。

おもしろいね 砂丘見てみるとね。その下の方までいくと。ですね。
意外だったのが
水が豊富だって事だったよね。
ワサビが出来てるんですからね。
(笑い声)
砂丘の下でワサビが出来てるとは
誰も思わないですよね。はい。
いや おもしろかったなあ 砂丘。
ただ 何年か前 来た時は→
「めんどくさいな