◆おにぎりは～、今夜も～、ありがと～。
◆歌いません。
◆似てるもんな。
◆「おにぎり」と「夜霧」はよく
似てる。
かえ歌で歌ってくれたんですよ。
◆かえ歌は歌いません。
そんな安っぽくなりません、
裕次郎さんの歌は。安っぽいみたいな。
◆違います、そういう歌は歌いま



せん。
◆裕次郎さんは、大体、生歌は歌
わないからね。
あのころからぱくぱくやったから
ね。
◆おにぎりをぱくぱくね。
ぱくぱく、食べません。
◆おにぎりは円さんから勝手に出
てきた言葉で。
◆違います。
さあ、が～まるちょばさん。
いかがでしょうか。
◆裕次郎さんが、ドラムをたたい
てるって、その前で、バンドメン
バーとして、ボーカルをやってた。
◆なるほど。
◆おいらはドラマー、あれの…。
◆ああ、違います。
うまいですが、違います。
座長、いかがでしょうか。
◆これは簡単です。
実は、あの方が石原軍団を立ち上
げた。
◆すごい！
◆どうですか。
◆すごい答えですよ、それは。
◆あの人がリーダー。
◆石原軍団は舘ひろし。
◆あのね、さっきから、
途中で入ってこないでください。

自分の番や言うてるやん！最初に言うたやん！
◆順番まで待ってもらえますか。
◆どうぞ。
ここです、順番は。
◆皆さん、
石原裕次郎さんの話をしてますけ
ど、
肝心なこと忘れてませんか。
奥様は、
北原さん。
大恋愛をした。実は、あの人の奥さんの名前が
北原さん。
というのは、結婚したときに、
あの人が
嫁はんは北原さんという人を選ぶんやって言うて
探して、公募か、応募か受けて、
あの奥様は、
今、名前…。
◆人のところでちょこちょこ入るからこんな事になるんです。
◆何を言うてるんですか。
◆頭が、こんがらかるんや。
何を言おうかなと思って。
◆人の話に入ってくるからやん。
まとめてから入り！
◆ちょろちょろ入って…。◆奥さんが…。
◆正解はこちらでございます。
どうぞ。
◆８４歳です。
◆うそでしょう。
見えへんわ！

◆裕次郎と一緒。
◆裕次郎と一緒？
◆裕ちゃんとお風呂入ったことある。
◆えっ、裕ちゃんとお風呂、
入りましたん！？
どういうことですか、何者なんで
すか、お父さん。
えっ？
何そのエピソード、
どういうことですか。
◆石原裕次郎がデビューする前で、
たまたま神戸で僕出会ったんです
けどね、私、そのとき、ちょうど
日本郵船という船会社の見習いの
機関士だったんですよね。
泊まるところがなかったというこ
ともあるんですが、
先輩がよく連れて行ってくれた、
三ノ宮のバーに行きまして、
そのころは
船乗りに対して寛大なところがあって、
じゃあ、
うちに泊まんなさいと、
簡単に、
ママが言うわけですよ。バーのホステスさんが、
下宿してて、
ママの部屋もあって。◆そこに泊まりに行きましたん？
いやらし。
奥さん、いやらし。
◆もしかしたらそんなことになる