きょうのカラクリは、
人々の心を魅了する、宝石です。
といいましても、スタジオには、
読売テレビの本物の警備員さん、
そして、私も手袋をはめておりま
して、
ものものしい雰囲気になっております。
といいますのが、皆さんこちら、
ご覧ください。
きょうは特別に超希少なピンクダ
イヤモンド3カラットをスタジオ
にご用意いたしました。
>>大きい!
>>中谷さん、いかがですか?
>>いやー、きれいですね。
本物ですか?これ。
>>本物です。
こちら、
本物なんですけれども、
お値段、
気になると思います。では値札見ていきましょう。
読み上げます。
11500万。そう、お値段なんと、1億150
0万円でございます。
ちなみに税込み価格です。小島さん、どうですか?
一括払いで奥さんにプレゼントな
んていうのは。
>>あぁ、あの、
万がなければ。
1万1500円だったら。
>>宝石といったら、
やっぱり高いイメージがあります
よね。
なんですけれども、
今やその常識を覆す宝石が続々と登場しているんです。
きょうはそのカラクリを解明して
きました。
>>通販みたいだった。
>>こちらは、山梨県甲府市。
昭和40年代まで水晶が採れたこ
とから、宝石の町として知られて
います。
ここに常識を覆す宝石があるらしいのですが、やって来たのは、
なぜか住宅地。
>>ここなんですよね、普通の家なんですけど、
本当なんですかね?
>>そんな宝石が本当に、ここにあるのでしょうか。
>>ここで、
宝石を作ってるって聞いたんですけれども。
>>はいはい、作ってますよ。
>>あっ、作ってるんですか?
>>はい。
>>ここって、
家じゃないんですか?
>>家っぽいですけど、
会社です。
>>一軒家に事務所を構えるこちらは、
宝石のデザインから製作・販売ま
で手がけている会社なんです。
この方がデザイナーの今村さん。
ここで作られている宝石とは。
>>もうキッチンの目の前ですよ。
>>そうそう。
ばっちり用意して。
>>ああ、これですか?
>>そう、
ペンダント。>>あっ、かわいいですね、これ。
きらきらしてる。
>>取り出したのは、籠に入った小さな宝石。
一体何が、
常識を覆しているのでしょうか。
>>中に宝石が入ってるじゃない
ですか。
>>はい、入ってます。
>>実は、
職人さんがジュエリーを作るとき
に、
たまに欠けさせちゃうんですよね。
その欠けた宝石を再利用したジュエリー。
>>その名も、
カケラノヒカリ。
職人が作業の工程で欠けさせてし
まった宝石を使ったジュエリーな
んです。
どんなふうに欠けているのか、
在庫を見せてもらいますと。
>>おー、
出てきました。
めっちゃきれいですね。
>>全部、
欠けちゃってる宝石なんです。
>>ちょっと触ってもいいですか。
>>どうぞ。
>>この先ですか?
>>そうです。
>>見えますか?これ。
この先の上の部分が欠けてるんですけど。
>>1ミリ欠けてないかぐらいの
世界だと思います。
>>皆さん、