2018/09/21(金) 16:47〜17:53 ten.【ダイヤモンドが半額!?進化する「宝石」カラクリ解明】[字]


なったんですか?
>>さらにお値段も天然だと、
1カラットで100万円はしますが、養殖は。
>>大体50%オフの50万円ぐ
らい。
>>かなり安くなってますよね。
>>なんと天然ダイヤの半額で買えるというのです。
一体、
どうやって作られているのかというと。
摂氏1500度という高温の機械


の中に、
種となる極小のダイヤモンドを入
れます。
その種ダイヤに炭素を載せて、強
い圧力をかけていくと、
種ダイヤが成長して、
養殖ダイヤが出来上がるのだそうです。
ちなみに、
圧力の強さはエッフェル塔がのっかっているぐらいなんだとか。
ただ、
これまでにも合成ダイヤモンドや人工ダイヤモンドはありましたが、
その違いは?

>>人工ダイヤっていうのは、ダイヤではないということですか?
>>ではないですね。
厳密に言えば炭素で出来ていないので、全く別のものです。
>>この養殖のダイヤは?
>>これは炭素で出来ているので、
ダイヤモンド。
>>これはもうダイヤモンド?
>>そうです。
>>ちなみに養殖ダイヤには、
研究室で出来たダイヤという鑑定
書が付いてくるんだとか。
ことし中には市場に出回る予定だ
そうですぞ。
>>日本って、
ダイヤを輸出したことはないんです。
なので、われわれは日本で作った
ダイヤを世界各国の、例えばアメ
リカ、例えば中国のように、今、

ダイヤモンド消費国に、
逆に輸出をしていくということが
できれば非常に日本にとっても大
きい財源になるのかなということ
も期待はしています。
>>メードインジャパンの養殖ダ
イヤ。
日々の装いだけでなく、
日本経済も彩ってくれるかも。
皆さん、
大阪にも、
宝石の町があること、ご存じです
か?
大阪市内のとある場所。
この映像の中に、
宝石関連の会社がどれだけあるか
というと。
なんとこんなにあるんです。
この町の名前は、
大阪市南船場。
宝石関連の会社がおよそ100社あるといわれ、
西日本最大の宝石街と呼ばれてい
るんです。
そのきっかけは、
今も南船場にある、
宝石の総合商社、丸善が、198
0年代に、
金額が分かりづらい宝石の相場を
明確にしようと、
組合の結成を呼びかけたことにあ

るんです。
バブルのころは、
およそ300社が、
南船場に集まっていたといわれて
おります。
宝石職人の組合の理事長に、
バブル時代のことを聞いてみますと。
>>最高でした。
何作っても売れましたね。宝石でいえばサファイア、
エメラルド、
ルビーとか、
色石が飛ぶように売れましたね。
もう笑いが止まらんぐらい売れました。
>>バブルの前は、宝石といえば、
ダイヤモンド。
しかし、
バブルのころにサファイアやエメラルドなどの色石が日本に入って
くるようになり、爆発的に売れま
す。
しかし。
>>今もう、
カラーストーンは、
全く人気ないですね。若い方がね、
そういったものをあまり好まない
時代になってきてるんじゃないで
すかね。
>>今では色石は人気がなくなり、
それを扱う職人さんにも影響が出
ているとのこと。
こちらは職人歴50年。