エーッ!大変なこと!
>>被害総額は100万円以上。
警察に届けられた落とし物の現金をだまし取ったのは、なんと警察
官でした。
一部のエリアで閉鎖が続いていた、
関西空港の第1ターミナルが、1
7日ぶりに全面復旧。
かつての活気は戻るのか。
残された課題とは。
ダイヤモンドが半額?
常識を覆す宝石が今、続々と生まれています。
美しくお値打ちのカラクリを解明
します。
>>こんにちは。
かんさい情報ネットten.です。
大阪府警でまた不祥事です。
警察官による驚くべき手口はこのようなものでした。
警察署に落とし物を取りに来た男
がいました。
男は、
落としたときの状況を詳しく話し、
落とし物を受け取ったのですが、
実はこの男は持ち主ではなく、
警察官が内部情報を漏らし、落と
し主に成り済ましていた人物だっ
たのです。
>>警察の内部情報を漏らし、
詐欺の疑いで逮捕された警察官が、
この男。
大阪府警南署の警備課巡査、小林
崇隆容疑者です。
ことし4月と6月、
友人の男ら2人と共謀して、
落とし物の持ち主に成り済まし、
警察署に保管されていた現金数十万円をだまし取った疑いが持たれ
ています。
被害総額は300万円以上になる
ことが、新たに分かりました。
小林容疑者は、
警察内部の落とし物のシステムを、
百数十回にわたり閲覧。
落とし物を引き取る際に必要な、
落とした日時や場所、
落とし物の特徴などの情報を、友
人ら2人に漏えいしました。
2人が警察署に出向き、自分が落
としたとうその申告をして、
現金を受け取っていたということ
です。
調べに対し小林容疑者は容疑を認
めていますが、
友人ら2人は否認しているという
ことで、警察で詳しく調べていま
す。
>>警察官が成り済ましに加担していたということなんですが、こ
ちらがその経緯です。
府内の落とし物を管理するシステムに、
この大阪府警南警察署の警備課巡
査の小林容疑者が、
システムを検索して情報を入手し
ました。
その落とし物の落とした日時、特
徴、
情報を漏洩し、この友人ら2人に
教え、持ち主に成り済まして、
この2人は警察署に申告して現金
などを取得していた。
こういう流れなんですが、
警察官である立場を利用したもの、奥野さん、そう考えると、
かなり悪質ですよね。
>>相当悪質っていうか、本当にありえないことをしてますよね。
一つは、
情報の検索に、
入手するというのがそんなに簡単
に誰もができるものなんだろうか
とか、もちろん警察官だからでき
たんでしょうけど、ちょっとこれ、
もうちょっとちゃんとしてほしい
ですよね。
>>そうですね。
今回のことがどのように発覚した
のかといいますと、こちらです。
警察署の会計課長が、多額の現金を落としながら、
遺失届をすぐに出していないこと
を不審に思って、
過去の記録を調査したところ、
川崎容疑者が何度も高額の現金を引き取っていたということから、
発覚したんですけれども、大阪府
警の捜査で発覚したことは、
百数十回の小林容疑者によるシス
テムの閲覧ですとか、
2人による、
これまでに合わせて300万円以上の引き取りだったということな
んですね。
この2人に関しましては、
容疑を否認しているわけなんです
けれども、
このシステムの便利さを逆手に取
って、悪用したと、有馬さん、
いうことなんです。