2018/09/22(土) 13:05〜13:50 西郷どん(35)「戦の鬼」[解][字][デ][再]

(慶喜)面を上げよ。
一同に伝えおく。
余は 畏れ多くも天子様に→
家康公以来
260年お預かりしてきた→
政の大権を
返上願い奉る所存である。
<土佐の建白を受け入れ 慶喜は→
大政奉還に踏み切ったのでした>
(容保)上様! なんという勝手を
なされたのですか!
(松平定敬)
さよう。 今すぐ大政奉還の願いを取り下げたいと→
改めて天子様に
お願いなされませ!
(慶喜)大政奉還をされて困るのは
どちらだ?
久しく政治から離れていた
のんきな公家たちに→
政など できるはずがない。
いずれ助けを求めにやって来る。
その時 徳川が再び
その中心に納まればよい。
(吉之助)慶喜公は
うまく逃げただけじゃ。
大政奉還の真のねらいは→
おいたちが振り上げた拳をかわすこっじゃ。
(龍馬)それは いくら
おまんでも言い過ぎぜよ。
んにゃ もう武をもって


徳川をたたき潰さんにゃ→
ないも変わらん。 新しか世は来ん。
今 徳川と戦をしたら日本全土は火の海ぜよ。
何ち言われようと
おいは慶喜を討つ。
息の根を止めっとじゃ。
♪♪~
♪♪~
♪♪~
♪♪~
♪♪~
撃つか? おいを。
おまん…→
どういたがぜよ。
ちっくと腹が減っただけじゃき。
討たんといかんゆうたち
敵は もう降参したがじゃき。
天下の将軍が政権を捨てたがやき。
その重みを分かっちゃる事はできんかえ?
西郷さんらしゅうないぜよ。
坂本さぁ。
おいは あん男の事を
だいよりも知っちょっ。
慶喜は 日本を自分のもんじゃち
思い込んじょっとじゃ。
そいは 人の上に立つ将として
一番ふさわしくなか了見じゃ。
土佐が挙兵に加わらんでも
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩だけになっても→
おい一人になっても討ってみせる。


そう決めた。
そうかえ…。
それは残念じゃ。
おまんと
これからの国の形について→
語り明かそうと思って 来たんに。
坂本さぁ。
西郷さん。
おまんとは乗る船が違うようじゃ。
♪♪~
♪♪「よいじゃないかええじゃないか ええじゃないか」
<これ以降 龍馬は→
吉之助と会う事はありませんでした>
♪♪「よいじゃないか
ええじゃないか ええじゃないか」
<吉之助は出兵を仰ぐため
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩へと戻ってきました>
畏れながら
殿に お願いがございます。
直ちに討幕の兵 3,000を率い→
ご上洛して頂きとう存じます。
(茂久)討幕?
京で戦を起こすつもりか?
(久光)待て。
慶喜は大政奉還したんじゃ。
もう討つべき幕府はなか。
いや…→
幕府は まだ生きておりもす。
天子様より 勅命を賜りました。
(茂久)何?

勅命…!? 勅命じゃと?
不届きなる逆臣
徳川慶喜を討ち取れと。
こいこそが天子様の
御真意にございもす。
♪♪~
失敗は許されんど。
責めは全て
こん西郷が引き受けもす。
♪♪~