2018/09/22(土) 13:05〜13:50 西郷どん(35)「戦の鬼」[解][字][デ][再]
長州軍は 僅か3,500。
(新八)そいでも
幕府軍はボロボロに負けた。
(一同)そうじゃ そうじゃ!
よう言うた 半次郎!
とはゆうても
今度の相手は 精兵中の精兵じゃ。
苦しか戦いになる事は間違いなか。
心して かかれ!(一同)おう!
おはんら こいだけは忘れんな。
我ら[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩は 天子様の御命令により天下万民を守る正義の軍じゃ。
そん我らに弓引く旧幕府の連中は
朝敵にほかならん。
(一同)おう!
更に申せば 徳川慶喜は→
いまだ勅命に従わず 官位も領地も
返上しちょらん大逆臣じゃ。
(一同)そうじゃ!
そうじゃ! じゃっで 此度の戦→
大将の御首を取って勝利とする!
よかか!
(一同)おう! やっど!
そいまで手を緩めんな!死力を尽くして戦い抜け!
(一同)おう!
(ざわめき)
<一方…>
一気に片をつけるぞ!(一同)おう!
<旧幕府軍も京に向けて
兵を進めておりました。→
しかし ここに
慶喜の姿はありませんでした>
♪♪~
熱は いかがですか?
戦が始まるのですか?
我が方は 数で勝る。
必ず勝つ。
慶喜様… 本当は→
西郷様が
怖いのではありませんか?
大坂へ来たのは 西郷様から
逃げ出したかったからでは→
ないのですか?
うるさい!
どこまで追いかけてくるのだ
あいつは…!
そいでよか。 じゃっどん
第一砲隊は 半分に分け。はっ。
(信吾)兄さぁ。
ないな?
どげんした?
あれだけ戦を嫌っちょった兄さぁが→
大戦を前に 喜んでおるように
おいには見えもす。
すんもはん。 そげなこつは 天地が
ひっくり返ってもありえんとに。
信吾。
慶喜公は 日本を異国に売り払おうとまでしちょっ。
日本を異国に?
生かしておったら民が苦しむこつになる。
じゃっどん…
兄さぁは どげんしてでん→
戦だけは避けるち思っちょった。
戦になって一番苦しむのは民じゃち→
兄さぁは あん時 言うちょった。
こん人たちは どんだけ生きたかったじゃろのう。
信吾 もう迷っておられん。
おいは どげな手段でも使う。
兄さぁ
もう一つ 聞きたかこっがある!
何じゃ?
ひょっとして江戸の[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩屋敷を襲わせたのも→
兄さぁの考えたこっでごわすか?
そんとおりじゃ。 みんなおいが やらせたこっじゃ。
ほどほどでは いかん。
おいは あん男を地の果てまでも追い詰める。
鬼じゃ…。
兄さぁは 鬼になってしもた。
戦の鬼じゃ!
ああ そうじゃ。おはんも死力を尽くして戦え。
どげんな? 調子は。
はっ 滞りなく。
頼んど。
(一同)はっ。
<戦の鬼になってしもた。→
ああ 西郷どん…>
追い打ちをかけっど~!
上様!
日本は 異国の手に渡る!
(勝)あんたは 徳川の恥だよ。
西郷様は 地の果てまでも
追いかけてこられます。
西郷殿!
(幾島)控えよ。
(天璋院)待っておったぞ 西郷。
敵も味方も大勢倒れちょっ!
信吾! 信吾~!
徳川幕府の直轄地 大阪。
諸藩の物資を乗せた舟が
行き交い→
にぎわいを見せた この一帯には